2017年09月12日

平成29年9月 添え状より

空気が澄んで月の位置も高く、1年中で一番、月がきれいに見える9月。リーンリーン、キリキリキリ・・・虫たちが競って夜の音楽会、音で季節の移ろいを感じる頃となりました。いつの間にかもう辺りはすっかり秋色。 皆さま如何お過ごしでしょうか。


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さまざまの虫のこゑにもしられけり 生きとし生けるものの思ひは



鈴虫や松虫など、さまざまな虫がさまざまな声で鳴き、それらの声に「生きとし生けるもの」のそれぞれの「思い」が知られる、という明治天皇の御歌です。皆、それぞれでいいんだ、自分は自分だからいいんだ、みたいな気持ちになります。

ここまで書いていたら、映画にもなった漫才師の島田洋七さんの佐賀のおばあちゃんがばいばあちゃん/徳間文庫)のエピソードを思い出しました。


 お腹が空いて「腹減った!」と子どもの洋七さんが言うと、おばあちゃんは「気のせいや」と返し、「成績悪かった。体育は5だけど、あとは12のオンパレード。ごめんね」と言うと、「大丈夫!足したら5になる。心配するな人間は総合力や」と言ってくれる。
 世の中には人の数だけ生き方があり、何万種類の仕事があり、それぞれに応じて頭のよさやものの考え方、アイデア、体力などが必要となる。それが世間というものだから心配するなという説教をユーモアで一蹴しています。いい話です。


秋は、冴えわたる月を見あげていると、月と自分だけ、「宇宙的な感覚」や「悠久の時」を感じることができます。だから目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまう時、ふと顔を上げて空を見あげてみませんか。丁度、カメラレンズの焦点をフォーカス・インからフォーカス・アウトにする感じ。その時、「生きている」から「生かされている」、そんな感じになることができたらビンゴ! その瞬間、宇宙とつながっているんだそうですよ。


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秋は素敵な季節ですね。918日から敬老週間もはじまります。どの施設も催し物が目白押し!今年もご利用者様全員に紅白の祝饅頭と、名入れタオルをご用意させていただきました。

また、この敬老週間が終わると、紅葉ドライブの先陣をきって、109日は、「いこいの村岩手」でお食事会。昨年もグランドホテルにきていただきましたが、盛岡出身、全国区で活躍中の歌手・三浦わたるさんが、いこいの村で歌を披露してくださいます。紅葉ドライブは10月、11月とありますので、どれもご一緒できたら、いいですね。敬老週間が終わった辺りで、紅葉ドライブの案内チラシを配布いたします。宜しくお願いします。


さて、9月の請求書をお送りいたします。何かありましたら、お気兼ねなくお知らせください。

朝夕めっきり涼しくなりましたので、体調管理にお気をつけください。  敬 具


平成29年9月10日   総施設長 神原美智子
posted by 施設長 at 06:13| 日記