2018年03月19日

平成30年3月 添え状より

Spring has come! 待ちかねていた春がもうすぐやってきます、外は一晩中、雨が降って、雪もだいぶ溶けそうですよ。最近、冷たかった風や、吸い込まれそうな青空の奥に、どことなく春の気配がします。


30.3 @.jpg

皆さま、如何おすごしでしょうか。


『歳寒(としさむ)うして、然(しか)る後松柏(しょうはく)の彫(しぼ)むに後(おく)るるを知る』 今の季節にふさわしい論語です。


30.3 C.jpg

寒い冬になって初めて松や柏が落葉しないことが分かる。人も困難に直面して初めて、その人の本当の姿や実力が分かる。そしてその困難に怯まず、臆せず前向きに進んだ人が、いかなる時でも人に優しくなれる。厳しい冬から、春になる自然の意味も、私達に何かを教えてくれているような気がします。




このお話は、前にも書いたのですが、『デンマークの高齢者が世界一幸せなわけ』(澤渡夏代ブラント著/大月書店)の中で、“幸せとは何か”について、です。デンマークは「幸福度世界一ランキング」でいつもトップですが、この国は高齢になるほど幸せが増す国として知られています。

その秘訣は、考え方にもあります。たとえば問題解決のアプローチをデンマーク人が行う場合、考え方がとてもポジティブ。問題に対してオープンに話す文化があり、何か上手くいかないことがあっても、それをはっきりと伝える。気持ちを明確に言うという風土が、別に相手に社会的な恥をかかせるものではないという意識で、お互いがそれを理解している。会社でも家でも、周りの顔色を伺うのではなく、良い仕事、良い生き方をしたい、という意識を持っている。働けるうちは、週37時間という法律でも縛られた仕事時間の中で、効率よく働いて、あとは自分の時間を楽しむ。子どもが巣立った後は、夫婦だけの生活をエンジョイし、配偶者が欠けても子どもと同居することなく「自分らしい生活」を送る人が大半だといいます。




歳をとる為に生きるのではなく、生きる為に歳をとる。退職後こそが「余生」ではなく、「第三の人生」。そこをいかに活動的に価値あるものにしていくか。第三の人生が人生最高の時と感じられることが、高齢になるほど幸せが増す、といわれる所以です。




私達も、第三の人生こそが人生最高の時にしたいですね。それは思うに、みんなが幸せになってこそ社会が幸せになれるからです。そして社会を良くするために何よりも最初に良くしなければならないのが自分自身の「心の持ち方・考え方」。 『自分の意識がすべてを変える』。私は今足が少し不自由ですが、身体が悪くても、気持ちだけは元気でいる 楽しい人生は自分がつくる と、思っています。


さて三月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。気候不順な時期、くれぐれもご自愛の程お願い申し上げます。寒さももう少しの辛抱です、元気で明るい春を迎えましょう。


平成3039日  総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 17:19| 日記