2018年10月31日

平成30年10月 添え状より

青空に街路樹の銀杏並木や、ナナカマド(七竈)の赤い実が日ごとに彩りをましています。豊穣の秋になりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

自然が1年中で一番カラフルに装う季節、今年の森の仲間たち(加賀野の森・香寿の森・福寿の森・徳寿の森・森のデイサービス)では、『秋を楽しむ集い』を同封のチラシのように企画しました。車イスの方でも、歩行が心配な方でも、全コースにスタッフがつきますので、安心してお申込みください。

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A: 紫波・大迫紅葉ドライブコース ・・・・1015日 月曜日

 盛岡から車で30分、国道396号沿いの紫波フルーツパークは、道の駅や産直が軒並み並んでいます。今の季節は、メルロー、カベルネなどワイン用のブドウ畑が早池峰山麓にのどかに広がっています。ワインハウスで、ぶどうの収穫からワイン醸造までの行程をパネルやモニターなどで紹介するコーナーを見たり、たくさんの種類のワインをテイスティング。なかでも葡萄ジュースやワインソフトクリームが特筆もの。アイスやお土産のために、少しお小遣いをもっていかれることをおすすめします。

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B: フラワーアレンジメントの会 ・・・・1019日 金曜日

 お花を通じて心の教育とまちづくりを推進する会の吉川先生が直接、加賀野の森で秋の花のある暮らしを提案してくださいます。自分だけのオシャレなデザインのアレンジをして、お部屋を美しく飾りましょう。秋ならではのサプライズ、自分の手で作れる充実のひとときをお過ごしください。


C: いこいの村紅葉ドライブコース ・・・・117日 水曜日

美しい紅葉を満喫しながら、秋の味覚もたっぷり味わう企画です。昨年のいこいの村はまだ紅葉に少し早かったのですが、今年は金色の稲穂がたわわに実る田畑や、山々を染める蔦や楓など、秋絶景を見たいと思います。そして昼食は豪華な懐石料理。新米に始まり、海の幸、山の幸、とびきり美味しいものをご一緒にいただきましょう。岩手を代表する演歌歌手、三浦わたるさんのショーも乞うご期待 ぜひ握手してくださいね。

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全部、スタッフもご利用者様とご一緒に体験させていただきますので、色々なお話で盛り上がり、会を楽しく堪能していただけたらと願っています。この他にも各施設、イベント満載のようですから、皆様よろしくご協力下さいますようお願いいたします。

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さて10月分の請求書を同封いたします。ご不明な点は、お気軽にお問合わ 

せください。これから朝夕冷えてまいりますので、気温差で体調をくずされませんようお気をつけてお過ごしください。

                             

           平成3010月9日    総施設長 神原美智子

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2018年09月07日

平成30年8月 添え状より

残暑お見舞い申し上げます。

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「日本は温かく住みやすい温帯の国」。かつて小学校の社会科授業で習いましたが、最近はそうとも言えなくなってきましたね。夏の異常な暑さは、ずっと続いていて 今年723日埼玉県熊谷市で41.1度、86日には岐阜県金山で41度。『千年猛暑』という言葉が生まれ、東京では'60年代までごくまれだった真夏日がいまや年間60日を超える暑さです。有史以来、日本に人間が棲みついてから、一番暑い時期が今ではないか、とさえ言われています。


でも盛岡では例年通り、お盆が過ぎたあたりから朝晩は涼しくなり、早く過ぎ去ってほしいと願っていた猛暑も、こうして秋風が立つと、勝手なもので少しの寂しさを感じる今日この頃です。皆様は、この夏はいかがお過ごしになられましたか。

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「人にとって、かならずいのちを養うはずのものを食す。手、足があたたまる。頬に赤みがさす。やる気がでてきたなどの至って当たり前な体の反応、この薄紙を重ねるような手応えに人は頼れる自分のいのちに気づく。」

P40・文藝春秋


当社では献立会議を月1回開催するのですが、その中で日本のカリスマ料理家、1924年生まれの辰巳芳子さんのスープを学んでいこう、という提案がありました。  

脳梗塞で倒れて嚥下障害(えんげしょうがい)により食べる楽しみを奪われたお父様に、辰巳さんは毎日さまざまなスープを作って病院に持って行き、「食べる」という事をつき詰めた末の究極のスープは“いのちのスープ”と呼ばれました。身体がよろこぶおいしいスープは、寝たきりのお父さんもスプーンを求めるように首を伸ばしてゆっくり飲み込まれたといいます。


その後、緩和ケア病棟に数年間に渡り、入院患者数十人分のスープを毎日届けたり、一般の方も辰巳さんのもとに“いのちのスープ”の作り方を習いに訪れたりしました。94歳の今でも現役で、教室を開催されていますが、待つ人が多くてなかなか入会できないと聞きました。


ある雑誌で辰巳さんは『あなたも、たいへんお疲れになったときにきちんとできたおつゆを一杯貰えたら肩のあたりに詰まった重さがすうっと抜けていくことあると思いますよ。いいおつゆを飲むと、とても楽になるのよ』と話されていました。

「食」とはつまるところ「命」を支え、つなぐものです。当社も社内にある6カ所のキッチン、どれもご利用者様のお身体を考え、工夫を凝らし学びながら、皆で高めあっていこう、食への深い洞察と愛情のこもった提言をスープで表現した辰巳芳子さんの料理を勉強していきたいと思っています。



さて810日は、加賀野の森で『夏の福祉用具まつり』が行われました。レトロな機械で作るかき氷や胡瓜の一本漬けなど出店が、例年どおり人気で、格安の福祉用具の販売も盛況でした。就労支援部からも売り子のお手伝いや、利用者様のカラオケ大会、職員はじめ、他の施設の皆様と楽しく交流できた一日になりました。


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ここに8月の請求書を同封いたします。ご不明な点は、各ケアマネージャーや総務

までお問い合せください。

猛暑の疲れが出てくる頃ですので、ご無理などなさいませんようお願い申し上げます。


平成30811日 総施設長 神原美智子

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2018年07月22日

平成30年7月 添え状より

拝啓 記録的な豪雨となった西日本で大きな被害が出ていますが、皆様のお住いの地域はいかがでしょうか。


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 今年はゲリラ雷雨が多いという予想なので、市町村が作成している「ハザードマップ」を活用して、危険箇所を確認し、安全に避難するための避難場所や避難経路、避難方法を社内で事前に確認する予定です。いざという時に備えて、日頃から対策をとるようにしますので、皆様もどうかお気を付けてお過ごしください。


 さて今日は、「客家の法則」のお話をします。中国南部に客家(はっか)という少数民族がいますが、今の経済大国としての中国の祖を築いたケ小平や、革命家の孫文、また台湾の李登輝、シンガポールのリー・クワンユーなど有能な政治家をたくさん輩出したことで知られています。世界中に広がる大富豪の華僑も客家の出身が多く、「東洋のユダヤ」とも言われるほど優秀な少数民族です。彼らは、中国全土を支配していた漢民族の一部の末裔と言われており、古代には北の方に住んでいました。


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  客家(はっか)とは、よそ者という意味。客家の家は、地震や防火、獣や外敵の襲来に備えてこのような形態になったと言われ、大きいもので何十世帯が一緒に暮らすこともできる広さです。



その後、難を逃れて福建省など南の地にやってきた客家(はっか)は、流浪の地で、独特な建築様式の家を作って住んでいます。イタリアのコロッセオのような、まるで巨大な円盤が舞い降りてきたような家は「福建土楼」と呼ばれ、現在は世界遺産にも認定されています。

NHKの番組で「福建土楼」の特集をしていました。レポーターが、この村の長老に「この小さな村から、なぜ多くの優れた人物が生まれたのですか?」と尋ねたところ、長老は、「隣の人に親切にしてもらっても、その人にお返しをしてはならない、という教えが伝わっているのだ」と答えました。おや、おかしい? 親切をされたら、その人に親切を返すのが当たり前ですが、「親切のお返しをしてはいけない」なんて、不道徳じゃないかと思いましたが、続けて、長老は、こう言いました。
 
「右隣の家に人に親切にされたら、反対の左隣の家に人に親切をしなければならないのだ」
と。なるほど、まさしく眼から鱗です。円型ドームなので、左へ、左へと、親切を送り続ければ、いつの日かグルッと回りまわって自分に還ってくるというわけです。長老は、そういう「生き方」を実践して、多くの偉人を輩出してきたのだと、遠回しに説明してくれた訳です。そこには、まず行動することがハピネスに繋がる、という法則もあります。「運は親切にした相手の背中から来る」という言葉がありますが、ささやかなことでも、自分から積極的に行動して、はじめて幸運が得られるわけです。


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今年も半年が過ぎましたが、皆様のために私たちができること、一つずつ確認して、後半戦も頑張りたいと思います。ご一緒に、この暑い夏を乗り切りましょう。




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 さて7月の請求書を同封いたします。何かありましたら、お気軽にお問い合わせください。810日頃に今年も夏祭りを企画しておりましたので、楽しみにお待ちください。

炎暑の毎日、夏負けなどなさらないようお祈り申しあげます。       敬 具


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posted by 施設長 at 16:54| 日記

2018年06月18日

平成30年 6月添え状より

六月は「水無月」、梅雨から夏という気候の変化が大きい時期です。皆様におかれましては、お変わりございませんか。

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私は先日来、疲れからか目が腫れ、いつも以上に足も動かない状態が続きました。

でもこんな時はできるだけ睡眠をとると、身体が復活するのが分かります。

足が悪くなってから、もう3年。鋭い痛みの日と、ひどくない日が交互にきます。ケアの継続を怠って机に向かう仕事ばかりしていると、すぐ酷い状態になるので、通院の他は時々プールに行ったり、ミニ体操をしたり。でも、こうして病気になってみると、たくさん気付くことがあります。健康だと気付かなかった沢山のこと。そして今は、こうした大切なことに気付くために、痛みの伴う病気になったのではないかと思っています。


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 映画評論家のおすぎとオカマの一卵性双生児でお馴染みのピーコさんは、左目に義眼をはめています。なんでもメラノーマ(悪性黒色腫)というがんを患い、摘出手術をしたそうです。片方の目が見えなくなって辛い時、おすぎさんや、黒柳徹子さん、周りの友達が支えてくれた。それまで、ピーコさんは自分一人の力だけで生きていると思っていて、人の悪口を言う嫌な奴だったけれど、自分は大勢の人に支えられていたんだと、病気になって初めて気付いたというのです。その後、東日本大震災の被災地でボランティアで歌ったり講演をしたり。病気を経験したからこそ、できたことだと言います。


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この話を聞いて、私の辛さなどまだまだですが、気持ちは分かる気がしました。どんな生き方をすべきか。辛い時、どうしたらいいのか。人にはどう接するべきか。困っている人に、どう話し掛けたらいいのか。

その答は、自らの体験に勝るものはないからです。『あなたのその苦しみには意味がある』(日本経済新聞出版社)の中に、人生のすべての出来事には、そのとき起こらなくてはいけなかった必然的な意味がある″というくだりがありますが、多くの人にとっての一番の苦しみ、それは病気ではないでしょうか。もちろん病気には、ならない方がいいに決まっています。でも病気は悪いことばかりではないのです。気付きと、学びの宝庫だからです。

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今、病気で悩んでいる人がいるとすると、「無茶苦茶言うな!」と叱られるかもしれません。でも中には、言っていることがわかると思ってくださる方もおられるかもしれません。「辛かった、いや今も辛いけど、病気になって良かった」と。心まで病気になってはいけないということを。

ピーコさんは、こうも言います。「道端の小さな花に気付いたり、暑くて大嫌いだった夏の風を心地よく感じたり。空もよく見上げるようになり、片目を失って見えてきたものがあった」と。健康じゃなくなっても、満たされるもの、それは、気付きのチャンスではないでしょうか。病気になってはじめて大切な何かに気付くことができたという方も少なくありません。そして、自分の周りにおられる年齢からくる病いや、突発的な障害にあっても、周りの人には優しく気遣い、すっきりと健全に生きておられる諸先輩の皆様方に、私は感激しております。

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さて六月の請求書を同封いたします。ご不明な点は総務までお気軽にお問い合わせをお願いします。毎日ちゃんと栄養を摂って、寒暖の差の激しいこの時期を乗り切ってください。

                平成30612日 総施設長  神原美智子

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posted by 施設長 at 07:24| 日記

2018年05月26日

平成30年5月 添え状より

桜の春が終わり、爽やかな緑の初夏の到来です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。


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初夏のみずみずしい美しさは、世界に広く共有されているようで、たとえばドイツ歌曲の中にもこの季節の美しさをうたった歌が存在します。その中でもロマン派の代表的な作曲家シューマン(1810-1856)の、これまた代表的な歌曲集「詩人の恋」が有名です。


夢のように美しい5月・・・  つぼみがいっせいに弾ける5月に

ぼくの胸に花開いたのは  あのひとへの愛でした

   

夢のように美しい5月・・・  小鳥がいっせいに歌いだす5月に

ぼくは打ち明けました   あのひとへの憧れの想いを


 誰ですか、もう、そんな気持ち、とうに忘れたなんて言う人は これからの季節は野に山に、あるいはデイで、皆とおでかけして、緑をいっぱいに眺めませんか。目によいと言われる《みどり》。 みずみずしく生命力にあふれた初夏の緑を眺めて、自然からの生命力、生き生きと活動する力をいただきましょう。

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さて、今年で7回目、423日に行われた当社最大のお祭り、『加賀野の森・大お花見会』は沢山の皆さまにお越しいただきまして、今年も盛大に開催することができました。




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会は例年通り、サミエル・ウルマンの「青春」の詩の朗読で始まり、『青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。(略)人は自信と共に若く、疑惑と共に老ゆる。希望ある限り若く・・(略)』 このフレーズ、本当に素晴らしい詩です。今年、朗読したのは山田ケアマネージャー。彼の両親は、二人とも医療ソーシャルワーカーでしたが、田舎暮らしがしたくて、都会から岩手に越してきたということです。


大槻由生子先生の「花架拳」や、天才的な佐藤育子先生のエレクトーン、また海外でも活躍されているYUKI & FATS のご夫婦。皆さまにお世話になりながら、薄紅色の桜は、満開! 華麗なその姿、最高の立姿は、空に泳ぐ桜雲(おううん)のよう・・綺麗でした。

マスコミの皆さまも沢山きていただき、TVも夕方のニュースで3社、次々にニュースになりました。館内美術館も、素晴らしい絵をお借りして展示することができました。この日の模様は、施設ごと掲示されるようですから、どうぞお楽しみください。


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ご協力いただいた江戸千家の皆様や、頑張ったスタッフ達、当日参加して下さった皆々さま、そして今年も樹齢400年の桜さん、見事に咲いてくれてありがとうございました。今年も皆様に本当にお世話になり、心から感謝申し上げます。



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最近は、藤棚やリラの街路樹が目につくようになりました。これから様々なお花を楽しむ会やイチゴ狩りなど、デイサービスを中心にイベントが軒並み続きますね。どの施設の皆さまも笑顔の輪が大きく広がって、毎日を楽しく過ごしていただけますことを願っております。

  

5月の請求書を同封いたします。何かありましたら、総務までお問合せください。晩春の愁いの季節ですので、まだ肌寒い日もあるかと存じます。どうぞおいといください。

                

                  平成3057日 総施設長  神原美智子

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2018年04月26日

平成30年4月添え状より

花信しきりの今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

京都や関東は花吹雪舞い散り、仙台は春爛漫あたり。桜前線が北上して、盛岡にも“初桜折しも今日はよい日なり(芭蕉)”と、心浮かれるサクラの季節が近づいてまいりました。


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 この季節になると、当社の「大お花見会」に合わせて、加賀野の森の樹齢400年の大桜がその日、満開になってくれるかどうか。年に一度のお花見会に、散って仕舞って花がなかったらどうしよう、などなど心配が尽きません。やはり、“世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし(在原業平)”の、心境です。

という訳で、今年の「大お花見会」は、423日(月)。チラシを同封いたしましたので、是非皆さまご参加ください。ご家族さまもお出かけください。




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 この季節になると毎年思い出すことがあるので、今年も書きます。それは丁度、父が亡くなった年、郷里の福島でタクシーの中での運転手さんとの会話です。4月の初め、私が「開花まで、あと1日、2日かしら?」というと、運転手さんはもうすぐですね、と同意しながら曰く「皆さん、桜、桜と気にかけますけど、紅梅、白梅も今とても綺麗に咲いていますよ。誰も梅の開花は気にしないんですね。梅だって美しく咲くし、香りもする、実も成る。梅の開花はいつか、と問う人がいないのは、頑張って咲いている梅に悪いと思うんですが」というのです。確かに紅梅、白梅の見事な時期で、目は美しい梅にも行くのですが、でも周りの桜はどうかしらと桜をつい探してしまい、言われてみれば梅に悪い、そんな気持ちになりました。



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ところが次に別のタクシーに乗った時、この話をすると別のタクシーの運転手さん曰く「それは、引き際でしょう。桜はせいぜい1週間、パッと咲いてすぐ散ってしまう。その引き際が潔くて日本人の象徴、武士道と合致します。それに、花はふつう太陽の方を向いて咲くけれど、桜は下を向いて咲く。人間の方を向いて咲きますからね」と言うのです。どの運転手さんもなかなかのことを言う、ととても感心した次第です。


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 『桜梅桃李(おうばいとうり)』という言葉があります。これは花が一度にパッと咲くという意味ではなく、それぞれの花が、その特性を発揮して、見事に咲き薫ること。同じように人間も、ありのままに人生を咲かせ、実を結ぶことができるということを、仏法では『桜梅桃李』にたとえて説いています。桜は桜らしく、梅は梅らしく、桃は桃らしく、李(すもも)は李らしく、と。

 「自分は大して意味をもたない存在じゃないか」とか自分に自信がなくなる時があります。しかし、だれ一人としてこの世に存在価値のない人なんてない、だれでも良いところもあれば短所もある。今いるこの場所で輝いていこう、「自分は自分らしくていいんだ」という『桜梅桃李』とは、勇気や希望を与える言葉です。


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今年も当社では、約10名が入社し、4月に入社式も行います。しかし入社式がない時代もありました。また、辞めていった職員であっても、同じ「今」を生きる人間として、“人に優しく”をモットーに、自分も含めて、皆が良い人生を歩めますように・・。と、春は創世の時期、周囲に恵まれ助けられて今があることへの感謝が沸き上がる季節のような気がします。


4月の請求書を同封いたします。ご不明な点は総務までお問合せください。これから春陽麗和の好季節、健やかなる日々をともに過ごしましょう。         敬 具


                    平成30412日 総施設長  神原美智子

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2018年03月19日

平成30年3月 添え状より

Spring has come! 待ちかねていた春がもうすぐやってきます、外は一晩中、雨が降って、雪もだいぶ溶けそうですよ。最近、冷たかった風や、吸い込まれそうな青空の奥に、どことなく春の気配がします。


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皆さま、如何おすごしでしょうか。


『歳寒(としさむ)うして、然(しか)る後松柏(しょうはく)の彫(しぼ)むに後(おく)るるを知る』 今の季節にふさわしい論語です。


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寒い冬になって初めて松や柏が落葉しないことが分かる。人も困難に直面して初めて、その人の本当の姿や実力が分かる。そしてその困難に怯まず、臆せず前向きに進んだ人が、いかなる時でも人に優しくなれる。厳しい冬から、春になる自然の意味も、私達に何かを教えてくれているような気がします。




このお話は、前にも書いたのですが、『デンマークの高齢者が世界一幸せなわけ』(澤渡夏代ブラント著/大月書店)の中で、“幸せとは何か”について、です。デンマークは「幸福度世界一ランキング」でいつもトップですが、この国は高齢になるほど幸せが増す国として知られています。

その秘訣は、考え方にもあります。たとえば問題解決のアプローチをデンマーク人が行う場合、考え方がとてもポジティブ。問題に対してオープンに話す文化があり、何か上手くいかないことがあっても、それをはっきりと伝える。気持ちを明確に言うという風土が、別に相手に社会的な恥をかかせるものではないという意識で、お互いがそれを理解している。会社でも家でも、周りの顔色を伺うのではなく、良い仕事、良い生き方をしたい、という意識を持っている。働けるうちは、週37時間という法律でも縛られた仕事時間の中で、効率よく働いて、あとは自分の時間を楽しむ。子どもが巣立った後は、夫婦だけの生活をエンジョイし、配偶者が欠けても子どもと同居することなく「自分らしい生活」を送る人が大半だといいます。




歳をとる為に生きるのではなく、生きる為に歳をとる。退職後こそが「余生」ではなく、「第三の人生」。そこをいかに活動的に価値あるものにしていくか。第三の人生が人生最高の時と感じられることが、高齢になるほど幸せが増す、といわれる所以です。




私達も、第三の人生こそが人生最高の時にしたいですね。それは思うに、みんなが幸せになってこそ社会が幸せになれるからです。そして社会を良くするために何よりも最初に良くしなければならないのが自分自身の「心の持ち方・考え方」。 『自分の意識がすべてを変える』。私は今足が少し不自由ですが、身体が悪くても、気持ちだけは元気でいる 楽しい人生は自分がつくる と、思っています。


さて三月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。気候不順な時期、くれぐれもご自愛の程お願い申し上げます。寒さももう少しの辛抱です、元気で明るい春を迎えましょう。


平成3039日  総施設長 神原美智子

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2018年02月19日

平成30年2月 添え状より

暦の上では春立ちましたが、変わらずの厳しい寒さが続いております。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

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日本海側では、強い寒気に加えて、発達した雪雲が流れ込み続けている影響で、とくに北陸から近畿北部では記録的な豪雪となり、交通障害や、除雪や排雪が間に合わないなどの生活障害が発生しています。福井県にいた方の話ですと、真冬と今頃では雪質が違い、氷の結晶のさらさらした雪ではなく、水を含んだ湿った雪で、重くて大変だ、と聞きました。

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水道管の凍結、車の立ち往生、インフルエンザの大流行――。今冬の日本列島は3月まで、たびたび大寒波に覆われる予想ですから、充分気をつけたいと思います。

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インターネットの調査によると、日本人の約半数が最も嫌いな季節に冬を選んでいるところをみると、どうやら日本人は寒さが苦手なようです。でも、低温に関する専門家の研究を集めてみると、冬はある意味で、良い季節なんですよ。

体は寒さを感じると、体温を一定に保とうと熱を作りだすので、冬季はわずかながら基礎代謝が上がるそうです。米ユタ大学のAskew教授によると、震えるような寒さの時は、筋肉の収縮・弛緩作用によって、基礎代謝が顕著に高まり、その消費カロリーは15分で100キロカロリーとも。つまり1時間分の運動に相当するので、ダイエット期間?ともいえそうです。

また、Hong教授とSun教授の論文によれば、寒い室内にいた人は、暖かい所にいた人に比べ、鑑賞したロマンス映画をより高く評価する傾向があるとか。その理由は、気温が低いと心理的にも温かさを求めるので、人恋しさが増して、人との結びつき=絆を強めようとする傾向があるからだとしています。30.2 D.png

絆といえば、世界の祭典、29日から17日間の予定で、平昌オリンピック(第23回オリンピック冬季競技大会)も開催中です。私はオリンピックのプロスポーツ選手を見ていて感動するのは、強い精神力です。気合、集中力、忍耐力、負けん気が強く、我慢強くて、積極的な姿勢。オリンピック選手でも、もともとは弱気で引っ込み思案だった、という人だっていたはずですが、「スポーツを通して精神力を鍛えた」。その姿に感動します。30.2 E.jpg30.2 @.jpg

米国で権威のあるスポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」のメダル予想によると、日本のメダル獲得数は「金」が3個、「銀」が4個、「銅」が7個の合計14個。ソチ五輪では「金」1個、「銀」4個、「銅」3個で計8個だったので、大幅に増える予測がでています。メダル獲得を目指して頑張る選手たちには、素直にエールを送りたいですよね。

「冬ならではのもの」、雪景色、冬の味覚、今年はとくにオリンピック、寒い今の季節もどうか楽しくお過ごしくださいますように。


 2月の請求書を同封いたします。何かありましたら、総務までご連絡ください。

ご健康をお祈りしております。

                 平成30212日 総施設長 神原美智子

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posted by 施設長 at 21:57| 日記

2018年01月14日

平成30年1月 添え状より

あけましておめでとうございます。30.1 @.jpg

新しい年2018年がスタートして、早くも10日。皆さま、お正月はゆっくりお過ごしになられましたか。各施設の元旦・新年会のお節料理は今年も素敵でしたね。華やかで、元日からとても豊かで幸せな気持ちになることができました。

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おめでとうございます・・・お正月から、今年初めてお会いした方に何度、口にしたことでしょう。この言葉は、あて字にすれば、「芽が出る」、物事がこれから始まるという意味ですが、漢字一字でも「めでたい」と読めるものが二つあります。一つはおみくじなどで出るとうれしい「吉」の字。「吉」は、士と口を組み合わせた形で、祝詞には神への願い事を実現させる働きがあると考えられています。祈りが実現して人々は幸せになり、めでたくなる。なので「吉」には「よい、幸せ、めでたい」という意味があるわけです。30.1 A.gif

「吉」は会意文字です。

(+)。「斧などの刃物」

の象形と「口」の象形

(「めでたい事を祈る言葉」)から、

めでたい事を祈る儀式で刃物をまじ

ないとして置くさまを表し、そこから、

「よい(すぐれている・めでたい)」を意味する

「吉」という漢字が成り立ちました。


最近では、「アファメーション」と言って、成功者や幸せな人はみんな自然と実践してい

ることがあります。言葉の力で自分の潜在意識に働きかけ、夢や願望を実現させています。アファームとは断言するということなのですが、まず自分が実現したいことをイメージす

る。その夢がまるで現実になったように想像し、それを声に出します。自分が断言したこと

を紙に書いて読み直し、日中も口に出すか、頭の中で繰り返します。そうすると、本当に願

望が叶っていくそうですよ。みなさんも是非、やってみてください。

 もう一つは、「佳」の字です。人+圭ですが、この圭は、象形(「均整が取れている(

体的につりあいがとれて整っている)」の意味)から、「身心ともに整った美しい人」を意味

しています。したがって、佳とは、よい人と言う意味になり、「よい、すぐれている、めで

たい」。佳人は、美しい人、また、よい友人のことを言います。

 「おめでとう」の言葉には、よいことを引き寄せ、悪いことを祓う効果があったのですね。ですから何度でも口で出して言うことが良いということになります。おみくじで凶を引いた人も大丈夫です。さぁ、声にだして読んでみましょう。いちにのさん!

 
      『めでたい、吉(めでたい)、佳(めでたい)

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 今年も沢山のよき事が皆様にありますことを心からお祈りいたします。本年も
うぞよろしくお願い申し上げます。


さて1月分の請求書を同封いたします。ご不明な点がありましたら、総務までご連絡ください。これから一年中で一番寒い大寒を向えますので、お風邪などひきませんようご養生ください。                           


平成30110日 総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 12:26| 日記

2017年12月22日

平成29年12月 添え状より

カレンダーもいよいよ最後の一枚を残すのみとなりました。行く年を惜しみながらも、新しい年に希望を馳せるこの頃ですが、皆さま、如何お過ごしでしょうか。

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12月は、冬が去り春がくる、新年がくる前の月ですが、22日は、二十四節気のひとつである冬至ですね。夏至と反対に、太陽が軌道上の最も南に来て、夜が最も長く、昼が短い日。陰が極まり陽にかえることから、悪いことが続いたあとによい事が巡ってくるという意味があり「一陽来復」の日ともいわれています。

昔から、陰陽五行の根本である黄色を使い、邪を払い疫を防ぐ説から、この日、かぼちゃを食べたり、柚子湯に入る風習があります。「ゆず湯」に入ると『1年中風邪をひかない』という言い伝えがあり、ゆずを果皮ごと食べることはほとんどありませんが、ゆずを浴槽に入れることでビタミンCが果汁・果皮両方から湯に溶けだすそうですよ。

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ゆずは、お肌に良いと言われているビタミンCの含有量は柑橘類の中でもトップクラス。ゆず100g中に含まれる果汁のビタミンC40mgほどですが、果皮には150mgと特に多く含まれています。ゆず独特の爽やかで優しい香りが、お湯に入れるとさらに香りがたち、リラックス効果も期待できますね。

様々なストレスが私たちの健康を蝕む現代ですが、過ぎてゆく一年の終わりには、ゆずをいくつか湯船に浮かべて、日頃の入浴よりも何倍も素敵な最高のリラクゼーションタイムを過ごしてみましょう。

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冬至→湯治(とうじ)、ゆず→融通(ゆうずう)をかけた語呂合わせから、『お湯に入って融通良く行きましょう』という意味もあるそう、このシーズンに、ゆず湯に入るのは、「一石二鳥」!「一柚子来福!?」。

当社の各デイサービスでは、和歌山県古座川産、低農薬ゆずを取り寄せましたので、それぞれの“森の湯”で、ぜひゆず湯をお楽しみください。


さて、今年もまた、ご利用いただいているみなさまがたにスタッフ一同、お幸せのプレゼントが少しでもできたか、たくさん沢山考えました。私ども全スタッフ一人ひとりの性格・考え・態度、オールマイティに個人の資質が問われるのが、私達の仕事です。現在約150名のスタッフが職種を超えて、勉強会や研修を重ね、自分自身の向上に努めることを強化しております。一年のまとめの月として、みなさまにご満足いただけたかどうか、このことが一番心配です。またいくつも壁を乗り越えられたのは、ひとえに皆さまのお力添えのお陰です。今年一年、本当にありがとうございました。

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12月の請求書を同封いたします。ご不明な点は、0196813212の総務まで。

これからクリスマスイベンがいろいろ続きますし、また来年11日は例年通り、豪華お節料理で、どの施設も新年幕開けします。年末にかけて、お風邪などひきませんようご養生ください。 


                  平成2912月8日  総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 07:26| 日記

2017年11月18日

平成29年11月 添え状より

秋が深まり、まるで時雨が降ったかのように露がいっぱいに宿ることを「露時雨(つゆしぐれ)」というそうですが、野原一面の露時雨が朝陽を受けてキラキラと輝く美しさに、今朝は思わず見とれてしまいました。

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    北大銀杏並木


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岩山から街を望む         

足を悪くして「ビタミンDが足りない」とお医者様にいわれてから、できるだけ朝の散歩をするようにしていますが、気がつけば鮮やかな錦の野山の色が時雨のたびに変わり、山も人々もそろそろ冬支度のサインがいっぱい。冬の足音が間近に感じられるようになりました。

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          綱取りダム紅葉                      

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南昌山              

みなさまは、如何お過ごしでしょうか? 当社では紅葉ドライブの行事も終わって、これからクリスマス、お年越し、お正月と一年の中で一番行事の多い楽しい繁忙期を迎えます。それにさきがけて、11月には施設により岩手大学ジャズ研究会や、紅舞踊団の来館など色々な催し物もありますので、楽しみにお待ちください。


 『老いのうまみ(・・・)を味わわなければ生きてきた甲斐がない』という本の帯の言葉に惹かれて、最近、曽野綾子の「老いの僥倖(ぎょうこう)」という一冊の本を手にしました。

『人間は苦しいことがあればあるほど、上等になる/老年になると、人間の弱さが痛いほどわかる/孤独を味わわないと人生が完結しない』など、とても身にしみる言葉で満ち溢れています。曽野綾子氏自身も、うつ病や不眠症、また一昨年には三浦朱門氏の介護、看取り、ご自身も膠原病の一種でシェーグレン症候群で数日おきに微熱がでてだるくて動けなくなる病気をもっておられるようです。また目もお悪いようですが、世界旅行にも出かけられています。

『もういつ死んでもいいという感覚には、すばらしい解放感があった。しかし青春と違うのは、私が常に終焉(しゅうえん)に近いのを感じつつ生きていることだ。それゆえに、今日の生はもっと透明に輝いている』。

“自分の恥を言えるのは成熟の証”といい『若い時には、自分の恥をさらりと言えない。自分の失敗も、親の職業も、家に金がないことも、兄弟に困った男がいることも、今苦しんでいる病気もすべて隠さなくては、と思う。(中略)

しかし、中年になれば、世界中の人は、多分自分と同じようなものだ、と思えるようになってくる。若い時に試験に落ちて自暴自棄になったことも、ちょっと法律に触れるようなことをして生きてきたことも、女を捨てたことも、金を踏み倒したことも笑って言える。(中略)私たちは人がする程度の悪いことなら簡単に出来る。浮気、脱税など、できればしたいとほとんどの人が思うし、一生で激しく憎んだ相手に対して殺意を覚えたことのある人もそれほど珍しいわけではない。(中略)それは、人間性の成熟がなければ、言えることではない。年長者、中年にならなければ、「私も同じようなことをしましたな」「私もそうしたでしょうね」とさらりと言えないのである』。また、“年をとるほど快楽は増える”など、とても面白い本でした。いつか、またこの本のお話はしたいと思います。

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  今年2回目のバラが咲いています 

さて11月の請求書を同封いたします。お問合せはお気軽に総務や担当者までお願い致します。これからは寒さも増して参りますが、元気に今年を締めくくれますようお身体おいとい下さい。

平成291113日   総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 15:36| 日記

2017年10月18日

平成29年 10月 添え状より

啓 今月に入って5日に、岩手山と八甲田山から今季本州初の初冠雪の便りが届きました。岩手山では平年より8日、昨年より2日ほど早いそうです。

紅葉も日ごとに増す十月、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

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吹きよれば身にもしみける秋風をいろなきものと思ひけるかな  〜紀友則・古今和歌集


夏の暑さと喧騒が静まれば、人それぞれに感じる「色なき風」。冬を目の前にして色なき風が吹くと、人は誰でも、心は秋独特のわびしいといった身に染みる寂しさに「わけもなく気分が落ち込む」ようです。

気温も下がる秋は、夏の湿気や陽炎のようなモヤが晴れて空気が凛とするので、物事の輪郭がはっきりとして、急にハッとしたり、じっと考え込んでしまう傾向があるのは、実は自然界の影響もあるようです。


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冬は冬眠する生物もいるなど、食料が減り生物の行動は制限されるので、人間は寒さの厳しい死と隣り合わせのような冬の季節の前で、生命の基盤を固める必要がありました。現代は、四季によって昔ほどの影響を受けることは少なくなりましたが、体調や感情は太古からの記憶を受け継いでいますから、先人たちの季節に対する思いを知らず知らずに踏襲しているのかもしれません。

そう考えると冬の前の“秋”は、とても大事な季節です。実際、素敵なことがいっぱいあるのも秋なんです。稲穂や果物などが、収穫の時をむかえ、鮮やかな赤や黄金色に彩られて人間の目をひき、美味しいもので溢れます。

つまり食欲の秋! 何といっても実りです。新米に始まり、海の幸、山の幸、とびきり美味しいものをいただくことが、生きる上での快感であり、喜びですから。

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人間の幸福は、美しいと感じたり、美味しいと感じたり、うれしいと感じたり。幸福というと大きなものをイメージしがちですが、「幸福感」というのはいたって身近なものです。


先日、109日は紅葉ドライブ第一弾で、八幡平市の『いこいの村』で、豊穣の秋を楽しみました。三浦わたるさんの人生を感じる演歌も最高でした。


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次は、旅行の秋。何といっても紅葉狩り。1020日、今度は、盛岡近郊で1.2を争う紅葉スポット、   南昌山の圧巻の紅葉を見に行きませんか? まだ受付可能ですので、是非ご参加ください。


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また秋は、枯葉散る音も聞こえてきそうな静かな時間に、読書も楽しいものです。どんな本を手にするかで、素敵なタイムトラベルができますよ。

秋の日はつるべ落としとも言われます。あっという間に通り過ぎていく秋を自分なりに充実させて、実り豊かな時間になるようにしませんか。


10月の請求書を同封いたします。お問合せはお気軽に総務や担当者までお願い致します。

ご健康に留意され、味覚の秋、行楽の秋を存分にご満喫ください。


                 平成291011日   総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 08:14| 日記

2017年09月12日

平成29年9月 添え状より

空気が澄んで月の位置も高く、1年中で一番、月がきれいに見える9月。リーンリーン、キリキリキリ・・・虫たちが競って夜の音楽会、音で季節の移ろいを感じる頃となりました。いつの間にかもう辺りはすっかり秋色。 皆さま如何お過ごしでしょうか。


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さまざまの虫のこゑにもしられけり 生きとし生けるものの思ひは



鈴虫や松虫など、さまざまな虫がさまざまな声で鳴き、それらの声に「生きとし生けるもの」のそれぞれの「思い」が知られる、という明治天皇の御歌です。皆、それぞれでいいんだ、自分は自分だからいいんだ、みたいな気持ちになります。

ここまで書いていたら、映画にもなった漫才師の島田洋七さんの佐賀のおばあちゃんがばいばあちゃん/徳間文庫)のエピソードを思い出しました。


 お腹が空いて「腹減った!」と子どもの洋七さんが言うと、おばあちゃんは「気のせいや」と返し、「成績悪かった。体育は5だけど、あとは12のオンパレード。ごめんね」と言うと、「大丈夫!足したら5になる。心配するな人間は総合力や」と言ってくれる。
 世の中には人の数だけ生き方があり、何万種類の仕事があり、それぞれに応じて頭のよさやものの考え方、アイデア、体力などが必要となる。それが世間というものだから心配するなという説教をユーモアで一蹴しています。いい話です。


秋は、冴えわたる月を見あげていると、月と自分だけ、「宇宙的な感覚」や「悠久の時」を感じることができます。だから目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまう時、ふと顔を上げて空を見あげてみませんか。丁度、カメラレンズの焦点をフォーカス・インからフォーカス・アウトにする感じ。その時、「生きている」から「生かされている」、そんな感じになることができたらビンゴ! その瞬間、宇宙とつながっているんだそうですよ。


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秋は素敵な季節ですね。918日から敬老週間もはじまります。どの施設も催し物が目白押し!今年もご利用者様全員に紅白の祝饅頭と、名入れタオルをご用意させていただきました。

また、この敬老週間が終わると、紅葉ドライブの先陣をきって、109日は、「いこいの村岩手」でお食事会。昨年もグランドホテルにきていただきましたが、盛岡出身、全国区で活躍中の歌手・三浦わたるさんが、いこいの村で歌を披露してくださいます。紅葉ドライブは10月、11月とありますので、どれもご一緒できたら、いいですね。敬老週間が終わった辺りで、紅葉ドライブの案内チラシを配布いたします。宜しくお願いします。


さて、9月の請求書をお送りいたします。何かありましたら、お気兼ねなくお知らせください。

朝夕めっきり涼しくなりましたので、体調管理にお気をつけください。  敬 具


平成29年9月10日   総施設長 神原美智子
posted by 施設長 at 06:13| 日記

2017年08月13日

平成29年8月 添え状より

残暑お見舞い申し上げます。

                                                                     

暑い日が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。盛岡はさんさ踊りも終わり、次はお盆です。学生さんなら今、夏休み真っ只中ですが、学生時代ならずとも人間にとって休みをとることは、重要です。

休みが大切なのはバランスを取り戻すということにあります。皆様の中には、若いころ、仕事、仕事で自分を酷使したので、今は退職されて、自己チューニング期間という方も多いのではないでしょうか。「自分の調子を整えながら」毎日を過ごすということはとても大事なことです。チューニングとは「調律」、「調整」の意味があり、バランスをとるためのチューニングの一番は「呼吸」です。

吸う息、吐く息は、弦楽器のバイオリンやチェロの弦と弓の関係のように、よい音色がよい人生を醸し出してくれるそうです。自分の心と書いて「息」ですから、「休息」という言葉の中にも「息」の字が入っているのは、自己チューニングが必要ということかもしれませんね。

呼吸は通常12万回。呼吸の質が悪いと「隠れ酸欠」となり、あらゆる

不調の原因になります。「お腹の底まで息を吸う」これを13分間でいいから習慣をつけることが大切で、無意識の2万呼吸の11回を、ほんの少し深くするだけで、誰でも心と体を整えられるそうです。“継続は力なり”・・・頭ではわかるのですが、毎日続けることが、これが結構難しいので、(デイサービスでは、毎回やっているようですが、デイにいかない日もあるので)、定期的にするためにも深呼吸の時間は各自決めておきたいですね。

呼吸法の大切さについての本も幾つかでています。『毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わる』文響社。『呼吸を変えると人生がよくなる』フォレスト出版 等々。

今、これを読んでくださっているあなたも、試しに「5秒で吸って、10秒で吐く」基本の呼吸法をしてみませんか。そうすることで視界がクリアになったり、前向きな気分になったり、気分転換ができれば、「隠れ酸欠」が直って健康面でも仕事面でも、メンタル面でもいい効果がでる・・・こう言われたらやるしか

ありませんね、さぁご一緒に頑張りましょう。

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さて先日は、加賀野の森でおこなう『夏の福祉用具まつり』でした。かき氷や胡瓜の一本漬けなど(オール100円)、出店がでて、格安の福祉用具の販売も狙い目でした。私はあまり市販されてないタイプの部屋履きを購入して、早速使っています。2年前は焼きそば、その前は「お焼き」等もありましたが、一昨年から、それはフランクフルトに変わり、好評でした。今年も一番人気は、何といっても焼とうもろこし、次はレトロな機械で作る昔ながらのかき氷!どれも、終了前に売り切れてしまいました。


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今年は就労支援部からも売り子のお手伝いがあり、カラオケ大会も大盛況、楽しい夏祭りができ、ありがとうございました。

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8月の請求書を同封いたします。ご不明な点は、各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。夏の疲れが出てくる頃ですので、ご無理などなさいませんよう、お願い申し上げます。


平成298月9日    総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 08:33| 日記

2017年07月16日

平成29年7月 添え状より

拝啓 先日盛岡でも35度を記録しましたが、皆さま、お元気でしょうか。気象庁の天気の見通しによると、今夏も日本列島は、厳しい暑さとなる見込みのようですから、毎日の水分補給、しっかりとお願いします。


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水分・ナトリウムについては、どちらかが汗などで不足すると、脱水症状になって、めまい・立ちくらみ・頭痛がおきます。ご存知でしょうが、脱水が進むと「熱中症」になって怖いので、充分お気をつけください。

必要な塩分・ナトリウムについては、普通の食事をしていれば取れていますから、特別塩分を補給する必要はありません。でも最近の夏は、急激な暑さになるので、水分補給はしっかりしておきたいですね。起床時・朝食・10時ごろ・昼食・15時ごろ・夕食・入浴前後・就寝前が水を飲む目安といわれますが、1日約1.2リットルくらい18回を目安に、こまめに水を飲んで、補給しましょう。ジュースなども水分補給になりますが、カロリーが高いので、飲み過ぎないように。

 と、人には言いながら・・・最近、私はカルピスが急に飲みたくなって、ネットで購入しました。学生時代、まだ実家に住んでいた頃の夏の日、「ただいま」と帰ると冷蔵庫には希釈用のカルピスがあって、グラスに氷をいれてカルピスを飲む・・・これが、とても美味しくて一杯では終わらない。2杯位は飲んでやっと落ち着く。当時のカルピスは、今はもうない瓶タイプで、シワシワで固めの独特だけどかわいらしい水玉模様の紙に包まれていました。カランコロンと音を立てて氷をかきまぜ、母が作ってくれた甘酸っぱいカルピスの味・・・・

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ささやかな昔の夏の日のことが懐かしくなり、今も希釈用のカルピスって売っているのかしら?と思って探してみました。そうしたら以前と違って、昔の白カルピスの他に、巨峰やメロン、シチリア産レモン、バナナ、マンゴーなど、いろいろな味が開発されていて、とても楽しくなりました。

長く「初恋の味」のキャッチフレーズで有名だった(今も使っていますか?)カルピスですが、カルピス株式会社が製造する乳酸菌飲料であることは知ってのとおりです。でも最初の発売日が、191977日で、七夕。そこから、デザインの水玉模様も天の川を表わしているとかいないとか。

 思わぬ夏の思い出が、私は復活できた訳ですが、皆さまは、夏の飲料というと、子供時代の思い出のなかに何があるでしょうか。ラムネという方もいらっしゃるかもしれませんね?


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 今年の当社の夏祭りは、今の予定では88日です。施設ごとではなく、今年は合同で行う予定です。例年通り、毎年大好評のかき氷や、きゅうりの一本漬け、ラムネなどを揃えて、祭りを盛り上げます。この他、食べ物は、薄焼きやフランクフルト、あとは何がいいか・・ただ今検討中です。どれも50円〜200円までで、良かったらご家族さまもお気軽にいらしてください。例年通り、福祉用具専門のウエルネス生活研究所が夏祭り担当で、福祉用具の格安商品も販売されます。杖や靴などお安く購入ご希望の方、また今お使いの用具類のお悩みなど、福祉用具について何かありましたら(この日だけではなく、いつでも)お気軽にご相談ください。

さて、7月の請求書をお送りいたします。何かありましたらお気兼ね  なくお知らせください。寝苦しい日が続いておりますが、お体にはお気をつけてお過ごしください。                              

敬 具


                  平成29712日   総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 06:02| 日記

2017年06月18日

平成29年6月 添え状より

クチナシの花が香る季節になりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか? 今朝、散歩の時、小さなカタツムリを見つけましたよ。

今の季節は、少し歩いただけでクレマチスやオダマキ、ルピナス(昇り藤)、薔薇などが咲いているのを見ることができます。はるか昔、私は大切な人に先に逝かれ、嘆き悲しみながら、数年、雑草はじめ野山の花の写真ばかり撮っていた時期がありました。そして後年つくづく自然の草花は、どんな時も心をいやしてくれることに気が付きました。さりげない花々が、美しく咲いて人間にエールを送ってくれている、そんな気がします。




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そしてエールといえば、雨の日や雨があがった時、紫陽花の葉などの葉の上にいるカタツムリもそうです。

『 たゆまざる 歩みおそろし かたつむり 』は、日本を代表する彫刻家(美術家)である北村西望(せいぼう・18841987)氏の座右の銘として知られています。《氏の代表作は、「長崎平和祈念像」》。

かたつむりはとても小さな生き物ですが、北村氏が長崎の平和祈念像をつくっていたある夜、足元にかたつむりをみつけました。すると、翌朝にはそのかたつむりが10mもある像のてっぺんに上がっていたのです。

それを見て、北村翁は、気が付いたといいます。『たゆまざる 歩みおそろし かたつむり』・・・これは、少しずつでもいいから歩み続けることが大事であるということ。人の一生も同じです。毎日着実に歩んでいくことこそが素晴らしい。氏は若いころ、ライバルに次々と先を越され、ずっと花開かず、彫刻をやめようと何度も思ったことがあるそうです。でもカタツムリを見て、自分は天才ではないから、他人が5年でやることを倍以上の時間をかけてやるしかない、と悟ったといいます。諦めずにやるというポリシーで地道に実直に、数えの104歳で亡くなるまで、現役で作品をつくり続けていかれました。

一歩ずつ歩む大切さを、かたつむりは今日もどこかで雨に打たれながら、私たちに教えてくれているような気がします。


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加賀野の森では、最近、入居者様のご自宅の庭木を沢山、ご寄付いただきました。そしてまた加賀野・福寿・香寿と、ご利用者様が、お庭を手入れしてくださっていますこと、本当に感謝申し上げます。

盛岡ももうすぐ梅雨入り、街に傘の花が開く頃となりますが、雨の毎日でも気持ちだけはさわやかに、ご自愛専一にお願い申し上げます。


               平成29613日    総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 07:57| 日記

2017年06月04日

平成29年5月 添え状より

拝啓 加賀野の森の前庭にある樹齢400年のエドヒガン桜も、花びらにおおわれた艶やかな春の衣から、今は新緑の萌黄(もえぎ)色に装いを変えています。



隆々と葉が茂る葉桜が美しい季節、皆様、如何お過ごしでしょうか。






この大桜のもと、今年、第6回を迎えた「大お花見会」も、425日に無事開催することができました。たくさんの皆様にお越しいただき、本当にありがとうございます。



私たちスタッフは毎年、「今年の桜は一番」と言っていただくのが、最高の喜びになっています。(桜はたしかに、年々美しさを増しているようです。)



風が強く、天気も変わりやすいこの時期に、“晴天で満開になりますよう・・”、イベントの日を決めるのが結構大変です。今年は一旦決めた開催予定日を、その時の桜がまだ硬い蕾なので、前日に思い切って1週間伸ばしたという経緯がありました。急遽変えて大変ご迷惑をおかけいたしましたが、最初の予定日が、豪雨という天気予報でしたので、それぞれの担当の皆様が延期することを快諾してくださいました。







さて、緋毛氈(ひもうせん)に紅い野点傘、年に一度の素敵な光景です。今年のお花見会も大人気の「野点(のだて)」からスタートしました。特注で二葉屋さんに作って頂いた桜色のお饅頭をいただいたあと、口の中にかすかに甘みを残して、満開の桜を仰ぎながら味わうお抹茶。至福のひとときです。こんな贅沢な気分でお茶をいただけますこと、毎年ご厚意で江戸千家不白会の皆様が、本格的な野点の会を開いてくださいますこと、このことも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。






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「大変美味しゅう


ございました」



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めんこいTV 「みんなのニュース」で紹介されました。








     



 館内は、岩手にゆかりの作家の作品をズラリと並べ、「館内美術館」に変身させました。  毎年この絵の展示で活躍するのが、イラストレーターでもあり、当社のケアも手伝って下さっている馬淵さんや、福祉用具担当の吉田彰さん。そこに、今年からスタートした就労支援部の絵や制作物も加わり、見ごたえがありました。



今年の絵は、加賀野の森の住人でもあります黒澤奏様に相談申しあ



げたところ、黒澤様のご友人でもあり民家画廊「ダダの家」・農学博士



戸田忠祐様をご紹介いただき、快くたくさんの絵をお借りすることが



できました。この他、佐藤久仁子さんの刺繍作品も1階にまだ展示中



ですが、どれも素晴らしい作品の数々でした。





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中村座の華やかな踊り。


中村さん、ステキ!








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IBC岩手放送 「ニュースエコー」でも紹介されました。











就労支援部では、イベント前に広い加賀野の庭の雑草を取ったり、木工作品や詩の展示、さらにイベントではピアノ演奏や歌の披露など大活躍!当社スタッフ、機能訓練センターのリーダー・北田率いるダンスチームも、キレのいいダンスに惚れ惚れでした。眼が不自由なスタッフも十分主役を務めていたのに感動しました。





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縁起のいい色打掛に感動!


何十年前に着たかしら?









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夢見ることができれば、それは実現できる! どんな時も素敵に頑張る加賀野機能訓練センター








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就労支援部、大活躍。


ぽえむの森バンド、熱唱シーン






惚れ惚れといえば、時々、他の介護施設などにも、ボランテイアで訪れているようですが、当社スタッフ・中村さん率いる「中村座」の歌と踊り。いつもながらにとても面白い中村さんのご主人のお話や、本俸初公開という花嫁姿が見事でした。そして恒例になりつつありますが、大槻由生子先生の花架(かか)(けん)。先生やお弟子さん達の舞は、天女が天空を舞うように優雅で華麗。その上、『イベントの時は何時でも声をかけてね』とやさしいお言葉をかけてくださって、感謝の気持ちでいっぱいになりました。



イベントに参加してくださった先生方、そして、会に参加のお一人ひとりが、「生きる」  って、なんて素敵なことがいっぱい!


と感じていただけたら、イベントは大成功です。





参加の皆様方、本当にありがとうございました。





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希望ある限り若く・・「青春の詩」をみんな  


で読みました







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"華麗なる舞の如き秘拳"「花架拳(かかけん)」。


70歳をすぎて、ますますお若い大槻先生。







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最高のお花見日和に


桜も喜んでいました






さて5月の請求書を同封いたします。ご不明な点は総務までお問合せください。花冷えの季節で、少し肌寒い日もあるかと存じます。どうぞおいといください。     敬 具



                   平成29年5月12日 総施設長  神原美智子


posted by 施設長 at 17:35| 日記

2017年03月17日

平成29年3月 添え状より

Spring has come! 待ちかねていた春がやってきました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。冷たかった風も、ふんわりとしたお日さまの香りに変わってきます。春は鼻が敏感になる季節なので、当社の各施設では今、免疫がアップするような、春らしい、元気で若々しい香りのアロマを焚いています。

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春は桜が咲くせいか、心がウキウキして私はピンクのイメージがありますが、皆さまは春というと何色のイメージでしょうか? 今日は、「ピンク」のお話をします。




ピンク色の効能として注目されるのが、何といってもアンチエイジングです。ピンクは女性ホルモンの分泌を促し、交感神経に働きかけて脳を活性化したり、血行を良くしたりする効果があると言われています。サーモンピンク、チェリーピンク、パステルピンク、ピーチピンク、ローズピンクなど、自然界には本当にたくさんのピンク色があります。でも中には、どうしてもピンクが苦手だと言われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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春の訪れを祝福しているような柔らかで優しい桜の花。春の息吹を喜ぶような梅やチューリップ、ガーベラのピンク。見る人を元気にしてくれるような蓮華の花一面のピンクの田んぼ。時には夕焼けの織り成す美しいピンク・・・心をなごませたり、楽しませてくれたりするピンク色。ピンクが苦手という方も、その中にはあなたの気持ちとぴったり合うピンクがきっとあるような気がします。

心を明るくしてくれたり癒したり、時には愛情を伝える色として多くの人を優しい気持ちにしてくれるピンクは、ストレスいっぱいの生活の中で欠かせない色といえるでしょう。

ピンクというと女性の色というイメージが強いですが、男性にも効果的なんですよ。アメリカの刑務所内の壁や床などをピンク色にして、衣服もピンクにしたところ、より争いが減り、再犯率が低下したという例があるほど。また、ピンクをセンス良く着こなしている男性は女性からの好感度が高いというデータもあります。男性の皆さんも、さり気ないお洒落にぜひピンクを取り入れてみませんか。

英語でも、in the pink で「元気でピチピチしている」という意味になります。私たち人間は目だけでなく体全体で色を感じているので、さりげない少量のピンクでも身近に置いておくだけでその効果はあるそうです。ピンクをイメージしながら深呼吸する「ピンク呼吸法」をとりいれると、リラクゼーション効果があるといわれています。



さて春は、出逢いと別れのシーズン。当社では、今年1月から4月までの4カ月で、22名が入社し、7名が円満退社となります。この他31日から福祉事業の一環として就労支援事業もスタートしました。

この事業の件は後日お話いたしますが、私達のやっている仕事は色ならピンク、優しい気持ち、『心』が基本です。より多くの方を元気にして、幸福感を味わっていただけるよう活動していきたいと思っています。


さぁ、いよいよ春本番! お花見といえば、今年の加賀野の森に咲く樹齢400年の桜の下で行われる、『大お花見会』は、417日に開催予定です。昨年は420日にお花見会をしましたが、今年も満開かどうかはハラハラドキドキ。毎年のことながら、「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」の心境です。

4月17日、ぜひご一緒に楽しい春を謳歌しましょう!


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3月の請求書を同封いたします。何かありましたらお気軽にお知らせください。季節の変わり目なのでご自愛くださいますよう。そしてこの春は、たくさんのピンクをみつけてゆっくりと深呼吸をしてみませんか。


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総施設長 神原美智子


posted by 施設長 at 15:11| 日記

2017年02月12日

平成29年2月 添え状より

立春もすぎ、18日は二十四節季のひとつである「雨水」です。寒さも次第に緩んで、上空で雪原から上昇する水蒸気が冷やされて、春の雨を降らせる意味ですが、盛岡はまだ寒く三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていくようです。

皆様、如何お過ごしでしょうか。2017年も2月に入りました。さて、今年はどんな年になるのでしょうか。どんな芸人が、どんな言葉が、どんな歌が、あるいはどんなポーズが、今年流行るのかを予想してみませんか。


昨年はなんといっても、後半から大ブレークした、パンチパーマにサングラス、豹柄の衣服を身にまといペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)”という意味不明なフレーズが印象的なピコ太郎さん。自称53歳だそうですが、凄いと思うのは、大ブレークのきっかけをピコ太郎さん自身が作り出していることです。

PPAPを初めて人前で披露したのは、20153月、いわきのハワイアンセンターで東日本応援チャリティーライブのこと。その後、ピコ太郎さんが自分の踊りをYouTubeにアップしたところ、女子高生や海外を中心に面白いと話題になり、あのジャスティン・ビーバー(世界的人気のポップミュージシャン、1994年生)がビーバー自身のTwitterで今、お気に入りの動画"PPAPをツイートしたことから爆発的に広がったそうです。何しろYouTubeの週間再生回数ランキングで世界一(同ランキングで日本人が1位を獲得するのは初めて)という大快挙を成し遂げ、世界的ニュースメディアの「TIME」「BBC」「CNN」に取り上げられる凄さです。世界1短いヒット曲として、ギネスブック入りも果たしました。

一見、出来そうだなと思える身体の動き、ニヤけながらのダンス、オネェっぽい手の感じ、何だかマネしたくなってしまう中毒性があります。何より、ピコ太郎さんが楽しそうです。

最近では、一発屋とか「何が面白いのか分からない」という感想もあるようですが、その意見も「すごくありがたい」とピコ太郎さんは話されていました。たとえば『子供のころ、ドリフの「生麦生米生卵、イェーイ!」で、笑っていた世代の、その時の大人たちは「何なのこれ。見るの止めなさい」と言ったように、わからない人にはわからない。面白い人には面白い。それでいいのだ、無視されるのが一番怖いと。

岩手にもゆかりの井上ひさしさんの「座右の銘」が思い出されます。                   

「 むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに 」


『余命1カ月から生還した医師が伝える/生命力の磨き方』(保田賢児・シバブックス)という本の中にもありました。保田先生は病気になって思った癒すべきは身体ではなく、心″だったと。「(病気になって)普段何気なく見ていたものが、愛おしく、輝いて見えるようになり空や風、木々や草花など五感に感じられるすべてが愛おしく感じられるようになります。(略)愛や祈り、笑いなど正の感情が免疫系をはじめ神経系、呼吸循環器系、内分泌系など全身に良い効果を与えることが多くの論文で報告されています。」

 見渡せば日常は、自分の考え方、とらえ方次第で、楽しいこと、面白いことで満ち満ちています。素直に自分のしたいことをしましょう。前向きにどんなことも笑顔で、2017年もいろんなことをご一緒に楽しみませんか


さて二月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。寒気冴え返る時節柄、ご自愛専一にお願い申し上げます。    敬具


平成292月8日    総施設長 神原美智子

posted by 施設長 at 21:23| 日記

2017年02月01日

平成29年1月 添え状より

寒中お見舞い申し上げます。2017年、新春を皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


もうすぐ寒さのピークといわれている大寒(120日)ですが、この大寒を過ぎると冬が終わり春がやってくるといわれています。

この春の気配をいち早く教えてくれるのは、やはり野山に咲く花ではないでしょうか。寒牡丹や寒木瓜、寒椿・・。

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椿は字の中にも春という字がありますし、寒梅の別名は「春告草」。凛として雪の中でも咲いている花を見ていると、何か勇気が湧いてくるような気がします。

さあ、今年のあなたはどんな花を咲かせますか?



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 弊社のお正月は、今年もそれぞれの施設で、年神様に1年の御加護をお願いする新年会の行事からスタートいたしました。

これは一号館である徳寿の森が始まったころに、「お正月は絶対、お節料理」とつぶやいたご入居様に合わせて、毎年厨房スタッフが腕をふるい、施設ごとにお正月料理を手作りし、新年会が恒例行事になりました。



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新年会のメインはもちろんお節。その中身は、子孫繁栄を願う数の子、八頭(やつがしら)に代表されるお芋。昆布(よろコブ)。紅白のかまぼこ、ナマス、海老(腰がまがるまで長生き!)、ハス(先が見とおせるように)。黒豆には、「まめに暮らす」、元気に暮らしましょうという意味が込められています。
こうした縁起の良い食べ物を、皆でいただいてお正月からお腹も満たされて、今年一年も幸せをいっぱい掴みましょう! という訳です。新年会には、各事業所のリーダー達も出勤して、私や室長は晴れ着でご利用者様もスタッフも一同に会しました。

こうして今年も初春をお祝いすることができましたことを感謝いたします。


今年の干支(えと)は「丁酉(ひのととり)」。どんな年になるかのヒントは、暦が一巡する60年前にあるといわれることから、60年前の1957年はどんな年だったのかを調べてみました。


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 初の五千円紙幣聖徳太子の肖像)や、100円硬貨が発行され、東京がロンドンを抜いて851万人、世界一の人口都市になった年。アメリカとソ連の冷戦構造の時代で、人工衛星の開発も両国によって競われ、ソ連は世界初のスプートニク1号と、犬を乗せたスプートニク2号を打ち上げています。岸信介内閣が成立し、日本初の女性週刊誌週刊女性」が創刊され、フランク永井の「有楽町であいましょう」、島倉千代子の「東京だよお母さん」がヒットしました。日本専売公社がフィルター付きたばこ「ホープ」を発売し、トヨタが、アメリカへの自動車の輸出を開始したのも1957年。トヨタ自動車が「コロナ」、富士精密工業が「スカイライン」、日産自動車が「ダットサン・210」を発売。スポーツでは、長嶋茂雄さんが巨人に入団したり、当時すでに人気のあったプロレスラーの力道山が後楽園で日本初の世界選手権を行い、海外のルーテーズと対戦した年・・・。


酉年はニワトリの姿からバタバタと落ち着かない年ともいわれますが、景気は比較的よく経済に流れがあるのが特徴です。また昔から鳥は幸せを知らせる存在とも考えられています。2017年のキーワードは、「外部の力と協調して、一緒にはばたくこと」。外部の力と連携することが順調な発展、成長につながるカギとなる・・・こういう年回りみたいです。


瀬戸内寂聴さんが、こんなことを書いておられました。「自分のためではなく、人のために尽くす――これを仏教では『忘己利他(もうこりた)』と言います。もう懲りたではありません。己を忘れて他を利する。自分のことはさておいて他人のことをしなさい。これは慈悲の極みなり」。自分を忘れて、他人に尽くすことが大切だと仏さまは諭されています。他人のために尽くす・・今年はとくに心がけたいと思います。


「一度しかない今日が良い日でありますように」。2017年、弊社にかかわるお一人おひとりの笑顔をいただけるように使命感をもって職員全体がケアを頑張ってまいります。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

これから一年中で一番寒い大寒を向かえますので、お風邪などひきませんようご養生ください。                                 敬 具

徳寿の森新年会

                  平成29年1月12日 総施設長  神原美智子
posted by 施設長 at 22:11| 日記