2015年04月08日

平成27年4月 添え状より

拝啓 世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし (在原業平)。心浮かれるサクラの季節です。皆さま如何お過ごしでしょうか。
 今年の当社の「大お花見会」は4月24日(金)。

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この添え状を書いている4月8日現在、福島県中通りは満開ですが、盛岡はまだ堅い蕾。昨年の「大お花見会」は5月3日で葉桜でした。さて今年はどうでしょうか? 
 先日、実家のある郡山市近くの福島県石川でタクシーの運転手さんと交わした会話が楽しかったので、ちょっと書きますね。
 それは桜がもうすぐ咲く当りで、タクシーの中で私が「開花まで、あと1日、2日かしら?」というと、そうですね、と運転手さんは同意しながら曰く「皆さん、桜、桜と気にしますけど、紅梅、白梅もいまとても綺麗に咲いているんですがね。誰も梅の開花は気にしない。梅だって美しく咲くし、香りもするし、実も成る。梅の開花はいつか、と問う人がいないのは、頑張って咲いている梅に悪いと思うんですが」というのです。
 確かに紅梅、白梅の見事な時期で、目は梅に行くのですが「桜じゃなくて、これは梅」とか、いちいち桜を引き合いに出してしまい、言われてみれば梅に悪い、そんな気持ちになりました。ところが、次に別のタクシーに乗った時、この話をすると別のタクシーの運転手さん曰く「それは、引き際でしょう。桜はせいぜい1週間、パッと咲いてすぐ散ってしまう。その引き際が潔くて日本人の象徴、武士道と合致するんじゃないですか。それに花はふつう太陽の方を向いて咲くけれど、桜は下を向いて咲く。人間の方を向いて咲きますからね」と言うのです。どの運転手さんもなかなかのことを言う、と感心した次第です。
 『桜梅桃李(おうばいとうり)』という言葉があります。これは花が一度にパッと咲くという意味ではなく、それぞれの花が、その特性を発揮して、見事に咲き薫ること。同じように人間も、ありのままに人生を咲かせ、実を結ぶことができるということを、仏法では『桜梅桃李』にたとえて説いています。桜は桜らしく、梅は梅らしく、桃は桃らしく、李(すもも)は李らしく、と。
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 「自分は大して意味をもたない存在じゃないか」とか自分に自信がなくなる時があります。しかし、だれ一人としてこの世に存在価値のない人なんてない、だれでも良いところもあれば短所もある。今いるこの場所で輝いていこう、「自分は自分らしくていいんだ」という『桜梅桃李』とは、勇気や希望を与える言葉です。
 さて3月分の請求書を同封いたします。ご不明な点は総務までお問合せください。春爛漫の時節柄、健やかなる日々をお過ごしください。       敬 具

                平成27年4月8日 総施設長  神原美智子
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2015年03月13日

平成27年3月 添え状より

拝啓 2月後半から例年に比べて暖かい日が続いていたので、雪解けが進んでホッとしたのもつかの間、11日に思わぬドカ雪!朝起きたら大変なことになっていました。25センチの降雪。また冬に戻ってしまい、このお天気に右往左往した方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。皆さまは如何でしたか。

 弊社では、今年は12日に新入社員の入社式を行いました。年齢層も幅広く、17名の新人が入社しました。全体には介護福祉士や看護師が数名ずつ、介護員や総務です。11日から2日間、オリエンテーション等を行い、その後各部署で研修を行っていきます。一日も早く仕事を覚えて頼られる存在になれるよう努力いたしますので、どうぞ厳しく!ご指導のほどお願いいたします。
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 噂には、介護業界は働き手が不足しているらしいのですが、お陰さまで就職の応募は他所より多いので助かっています。このお仕事は応募の年齢が幅広いのもその一因で、40〜60代でもフレッシュマンとして入社して溌剌と働いている人も多い現場です。   もはや「若いからよい」というステレオタイプの価値観は風化し始めているのかもしれません。
 1937年生まれの作家の桐島洋子女史が 「若いですね、と相手を褒めるのは、老いよりも若さを尊ぶ価値観の露骨な表明で、失礼な老人差別。心ある後輩方は、先輩を『お若い』ではなく、 『お綺麗』とか『お元気』といって褒めてほしい」 と、ある対談でお話されていました。意地悪な見方からすると、『お若い』はちょっぴり『お馬鹿』といわれているような印象もあるようです。 さらに女史は、欧米で流行の『アンチエイジング』に対しても反旗を翻し、 「エイジングとは熟成という意味。私が愛する骨董をはじめ、ワインもチーズも味噌もヴァイオリンも家具も、エイジングによって価値を増していくのにアンチエイジングとは何事ですか」と。
 誰でも、中高年になると容姿や体力、新陳代謝も悪くなり、衰えていくものです。けれど、知識や教養、精神を鍛え、内面を磨いていく人は、そこからはじめて人間としての内なる輝きをもてる。 また、生かされて光る・・・その輝きが、また、誰かを支えていくのではないでしょうか。 そして、あのパブロ・ピカソはこう言いました。

            「常にスタイルを変えよ 常に自己であれ」
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 自分に無理することなく、逆らわず、その時どきの時間、瞬間を楽しんで生きていきたいものですね。

 さて二月分の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお気軽にお問い合わせください。
 春寒の折り、どうぞ、お身体をおいといください。    敬具
 
               平成27年3月13日    総施設長 神原美智子
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2015年02月10日

平成27年2月 添え状より

拝啓  一月は行く(1)、二月は逃げる(2)、三月は去る(3)、と語呂合わせで、月日の早さをたとえますが、今年も1月はアッという間に過ぎてもう2月半ば、皆さま如何お過ごしでしょうか。
 今は三寒四温の時節、三日寒い日が続くと、その後には四日ほど暖かい日があるという寒暖をくり返しながら、もうすぐ春ですね。花の少ないこの時期、シクラメンを今どの施設にもおいています。
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シクラメンは篝火をたいているような花の形であることから、和名は篝火花(かがりびばな)と綺麗な名前です。惚れ薬や恋のお守りといわれていますが、もうすぐ2月14日でバレンタインディ、最近では女性が男性に送るだけでなく、お世話になっている同性にもチョコと送る感じで、それも楽しいな、と思います。
 その後、2月22日。この日は、ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)という猫の鳴き声の語呂合わせで、1987(昭和62)年にペットフード工業協会が 猫の日"に制定したという話、ご存じでしたか。
 自分の世界をもっている、ちょっと気まぐれな猫が大好き!という職員や知人が周りに数名いますが、猫をペットとしている方はほとんど一匹だけでなく、家族のように数匹と同居していますね。調べてみると全国的なブームの「ゆるキャラ」は、猫がとても多い。猫がトップランナーで幅広く活躍しています。ネットで数えたら、ゆるキャラ猫は、全国に43匹いました(もっといるかも知れません)。その中でも有名?なのは、宮城県の独眼竜ねこまさむね(伊達政宗公の三日月兜がトレードマーク)、滋賀県彦根市のひこニャン(彦根藩の2代目藩主・井伊直孝に縁のある1匹の白猫がモデル)などなど。
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でも、2014年のゆるキャラグランプリに輝いたのは、群馬県の「ぐんまちゃん」で、これは馬でした。あと千葉県船橋市のふなっしー、あれは名産の梨だそうですが。
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 この他、一昨年の秋から放送され、昨年、劇場版映画作品『猫侍(ねこざむらい)』として
公開された作品もありました。
 内容は、時は幕末。まだら目鬼と畏れられていた剣客、班目久太郎(北村一輝)が、加賀に
家族を残し江戸で浪人となり身をやつしていた。この困窮の男に舞い込んだ仕事が「猫を斬れ」というもの。飼い主を骨抜きにする玉之丞という白猫で、この猫との出会いが、無骨で強面の男の生活を少しずつ変えていく・・・。猫によって人とつながり、仕事よりも金よりも大切なものとは何かを知っていく男のドラマは最初から最後まで抱腹絶倒!愛くるしい目、しなやかな動き、ざるの中でまん丸になる姿、いたずら好きで、甘えん坊…そんな猫ちゃんの魅力が満載の映画だそうです。人間がいかに体裁にとらわれ、人生を小難しくしてしまっているか、猫の生き様を見て痛感したという人もいるのではないでしょうか。 と、私もネットで読んだので、早速DVDをとり寄せました。見てみます! その後、各デイサービスで見れるようにはしますが、案外私が知らないだけで、もう各デイで見てるかもしれませんね。百聞は一見に如かず、犬派のあなたも是非ご覧になってみて下さい。 ちなみに犬の日は、「ワン、ワン、ワン」で11月1日だそうです。 2月22の「猫の日」は猫好きの人も、そうでない人も猫の存在にちょっと注目してみましょうか。

 さて1月分の請求書を同封いたします。ご不明な点は総務までご連絡ください。まだまだ寒さが厳しいですが、くれぐれもご自愛ください。  
敬具                              
              平成27年2月10日 総施設長  神原美智子
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2015年01月12日

平成27年1月 添え状より

明けましておめでとうございます。
 いよいよ新しい年、平成27年、乙未(きのとひつじ) 2015年がはじまりました。  皆さま、お正月はゆっくり過ごされましたでしょうか。
 弊社のそれぞれの施設では、新年最初のハレである1月1日は、年神様に1年の御加護をお願いするための大切な行事として今年も新年会から始まりました。これは徳寿の森が始まったころに、「ハレの日は華やかなほど厄を落とせる」とご入居の方に教えていただいてから、施設ごとにすべて手作りの豪華な御節料理を厨房スタッフが腕をふるい、事業所のリーダー達も出勤して、私や室長は晴れ着(着物)で皆さまと初春を共有しあい、一緒にケガレという難を逃れるつもりで新年会を行っています。
 今年は羊年。羊は群れをなして行動し、安泰や平和をもたらす縁起物とされています。穏やかで温かく、人に優しい一年であることを祈ります。

 ところで前回この添え状で、私の足の故障のことを書きましたが、紅葉ドライブでグランドホテルに行った時も私の周りのほとんどの方が足が不自由になってきたことを話されていました。私の足の場合は、もう痛みはとれて現在進行形で治りつつあるので、どう取り組んだかはそのうちお知らせいたしますね。私は皆さまの代表として、こういう時はどうするかを実践していると自負していますので。私なりの解決法をこれからもお知らせする役目があると思っています。

 すっかり治った件を話しますと、一年間悩んだ脂漏性皮膚炎です。昨年の一月に大学受験や国家試験が続き、夜遅くまで起きていた勉強のストレスなのか、頭に湿疹ができ、街のドラッグストアで「すごく効く」と言われた頭皮用の市販薬を買ってつけたところ、ヒリヒリして悪化させてしまいました。それか
ら病院に行って「脂漏性皮膚炎」と判断されてから、何度通院して薬をいただいたことか。 シャンプーにこだわったり、いろいろ試みましたが、約一年間効き目はありませんでした。
 脂漏性皮膚炎とは、皮脂分泌の多い頭部にフケ状の付着物を伴う湿疹や、薄い 痂皮(かさぶた)のような紅斑が見られる皮膚炎で、私はとくに夜に激しい痒みがあってもう一生続くのかしら、と落ち込んだこともありました。ところが最近、たった2、3日で改善し、今はフケも出なくなりました。
 治し方として、まずは病院を変えたところ処方される薬も違い、この薬が私にはあったようです。ただ、薬の付け方として、前の先生が慢性的にはつけない方がいいと話されていたので、薬はいつも付けていた訳ではなく、また薬が代わってすぐ治った訳でもありません。ある時、あまりの痒さに、痒み止めのアロマはないのかしら、とアロマの本を取り寄せてよく読み、書いてある通りに処方してみました。そうしたら、この薬とアロマとの併用で、本当に劇的に治ってしまったのです。
 これは症例として私にはこの方法があったということだと思います。なので薬の名前はあえて書きませんし、またアロマは直接肌につけてはいけないものもあるので、取扱いに注意を要します。でも「脂漏性皮膚炎」で治らなくてお困りの方にアドバイスはできると思うので、お声をかけてください。

 さて弊社の今年の目標は『楽しむ』です。今年も喜ばしいと感じることは中途半端にしないで楽しく行いたいと思います。弊社にかかわるお一人おひとりの笑顔をいただけるよう、日常は使命感をもって職員全体がケアを頑張る! その上で、誰でも参加できる企画もいろいろ実行していきます。どうぞ今年一年も昨年同様、よろしくお願い申し上げます。
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 ここに12月分の請求書を同封いたします。ご不明な点がありましたら、総務まで
ご連絡ください。これから一年中で一番寒い大寒を向かえますので、お風邪など
ひきませんようご養生ください。                       敬 具
              
                  平成27年1月10日 総施設長  神原美智子
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2014年12月10日

平成26年12月 添え状より

拝啓 2014年もあとわずかになってきましたね。いろいろなことが思い出されます。今年も1月1日の新年会から始まって、大お花見会、夏祭り、紅葉ドライブ、今年初めての芸術の祭典「香葉祭」・・・。
 この添え状も当社のホームページに掲載されていますが、インターネットの 時代となり、YouTubeなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が普及して人と人とを結ぶ“つながり”が狭い世界だけでなく世界へと広がりを見せられた一年ではなかったでしょうか。当社にとっても自分のことだけでなく他の人のことも併せて幸せを考えるグローバル元年だったといえるかもしれません。

 わたし個人にとっては身体の‘故障元年’でもありました。昨年から試験続きで、介護福祉士も大学もこの他の資格試験も合格はできたのですが、家に帰ってからもデスクに向かっていることが多く、ストレス等で最初に頭皮が脂漏性皮膚炎になりました。次に4月から大学に通い始め、1分間で5階まで(学生はエレベーターは使えない等の張り紙を守って)1日数回繰り返していたら夏ごろから足をあげるたびに激痛が走り、階段はおろか車に乗るだけの作業すらできない!‘足が痛いってこんなに大変なんだ’(正座もできない! 車に乗るのが辛い!)ことを学びました。
 病院で以前足を痛めた後遺症が今でている“変形性膝関節炎”と診断され毎日のリハビリと1週間に一度のヒアルロン酸注射が必要と言われましたが、とても毎日は通院できず、1週間に一度通院していました。ところが困ったことに左足だけでなく、痛い足をかばったせいか右足の股関節の鈍痛が始まり、通院している足ではない方の、よほど反対の方が痛い状況になって一時は「私はもう歩けなくなるのか」まで思いました。会社のことや通学、以前通りの日常はこなしていましたが、暗澹たる気持ちの毎日でした。足の痛さは歩き方で一目瞭然、誰にも隠すことができず、入居の皆さまにエレベーターなどでお会いすると自分のことのように私のことを心配してくださり、心が温かくなりました。お声をかけて頂くたびにうれしくなりました。
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 歩けなくなって「会社にいけない、学校もやめるなんてできない!」と考え 北田さん【職員も「さん」付けします。ご了承ください】がリーダーの加賀野機能訓練センターでリハビリを受けて歩行訓練しようか、とか真剣に悩みました。何かの拍子に機能訓練センターのスタッフの一人である看護師の佐野さんが整体師でもあることを思い出し、初めて整体なるものをお願いして受けてみました。これは衝撃的でしたね。2.3回で、足が動くようになり、現在もう15回ほど受けていますが、足の痛いのをほとんど忘れています。なんでも困った時は社内を見渡せば解決法が見つかるのに、それを自分が忘れていました。

 今、大学の「地域社会論」の中で、歩道を車イスで歩くとどんなに危険か、 弱視や盲目の方の駅構内や、歩道の危険度等を考察する授業を受けています。 障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人々が、他の人々と同じように生活し活動することが社会の本来あるべき 姿であるという考え方を“ノーマライゼーション”と言い、「障害をノーマルにするのではなく、生活条件をノーマルにすること」が今求められています。先日、東京に行った時、新宿駅で山手線のエスカレーターが見つからなかったり、階段しかない建物など、障害をもつと家から出られない、障害のない人が気づかない危険がいっぱいの状況が現実にあることも分かりました。
 こうした中で、今年も終わろうとしていますが、今後福祉の中にいる自分達のできることを、来年も会社一丸となって実行していきたいと思います。今年一年のご愛顧、心から感謝いたします。一年間本当にお世話になりました。
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来年は訪問看護ステーション(機会をみて佐野さんもこちらに所属し、個々に医療的なお手伝いもできる状況にします)や、八幡平市に新たな通所介護などを開所いたします。
 さて11月分の請求書を同封いたします。ご不明な点は、019−681−3212の総務まで。1月1日はどの施設も新年会で幕開けしますのでお楽しみに!年末にかけて、お風邪などひきませんようご養生ください。         
敬具
                       平成26年12月10日 総施設長  神原美智子
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2014年11月12日

平成26年11月添え状より

拝啓 
 先月末の紅葉ドライブ「八幡平サラダファームコース」の時、焼走り付近を走行中に、今年最初の雪の華が、見事に紅葉に彩られた東八幡平の森の中を舞っていました。
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厳しい冬の到来を隠して「雪が降る」というよりは、慈愛に満ちた天女の衣を纏った雪の精が、優しい季節の到来を告げるかのように、ふわりふわりとどこまでも優雅に踊っているようでした。
 
 なんとその時、大小の11台の車を連ねたドライブで、大名行列みたいでしたよ。皆さまの中にも「雪だ、雪だ」と私たちスタッフと一緒に歓声をあげた方が、おいでになるのではないでしょうか? 
 早いもので、今年も残すところ1カ月半となってしまいました。時間の速さのスピードは、年々早くなっているような気がしますが皆さまは如何お過ごしでしょうか?

 前月の添え状にイベントのお知らせを同封いたしましたが、お陰様で今年の『合同紅葉ドライブ』は、無事事故もなく全4コース終了いたしました。それぞれのコースごとに40〜60人のご参加をいただき、大盛況の中に開催すること ができ、全部のコースにご参加の方も数名おりまして、本当にご協力ありがとうございました。
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 また同時期に行いました、全館合同芸術祭「香葉祭」にも、皆さまから沢山のご出品をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。墨絵、油絵、焼物、手芸、クラフトなどを、当社の香寿の森に展示して、たくさんの方にご見学いただきました。
  
 盛岡グランドホテルで行った「2014年 徳寿・福寿・香寿・加賀野合同豊穣祭」で踊りをご披露してくださった蛇口さんは、私の町内会の方で、80代です。南部音頭など、皆さまがよく分かるものを選曲してくださり、気がつけば当社スタッフ、皆さま方、檀上で輪になって踊ったことも、楽しい思い出になりました。
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 話は変わりますが、今年から私が大学に再入学した話は前にしましたね。いつも授業の始まりギリギリに行き、『老化防止のため学生のエレベーターの使用を禁ず』と貼ってある紙に従い、4階や5階まで1分で昇る、というのを繰り返していたら、3カ月目頃位から階段を昇るどころか、足を動かすと痛くて歩行さえ辛い状況になってしまいました。そこでどこの病院がいいかスタッフに聞いて、1週間に1回通院していました。しかし、私の身体はこれだけでなく試験勉強や会社のこと、かなり負担をかけているようで、全身の湿疹に悩んだり、現在進行中です。
 足が痛いってこういうことか、もう歩けなくなるのかなぁ、と複雑な気持ちの中で、痛い足にどう向き合ったか、また身体のその他の故障にどう対応しているか、これから本音で皆さまにお伝えしていきたいと思います。もちろん身体のことは個人差のある話ですが、分かっていただきたいのはどんなことも一人で悩まず相談していただきたい″ということ。当社には頼もしいケアマネージャーもいますので。

 最後に、11月3日に「東久邇宮文化褒賞」という賞をいただきました。よくわからなかったのですが、東久邇宮文化褒賞というのは、三大宮様賞の一つであり、〈高松宮賞・・スポーツで優秀だった方を顕彰、秩父宮賞・・医療に貢献した方を顕彰、東久邇宮賞・・文化や善事に尽くされた方を顕彰〉という賞らしいですが、私の場合、まだ何もできていないので、『これからを励ましてくださる賞』と受け取り、今後ますますスタッフとともに精進をいたします。
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 さて十月分の請求書を同封いたします。ご不明な点は、お気軽にお問合せください。これからは日毎に寒さが加わりますので、お体にはくれぐれもお気をつけください。                                      
                                 敬 具

                   平成26年11月12日 総施設長 神原美智子
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2014年10月15日

平成26年10月添え状より

拝 啓
 菊の花の咲く頃に青空が晴れ渡ることを「菊晴れ」というそうです。平安時代には菊の花を真綿でおおい、そこに朝露と香りをしみこませてその綿で身体や顔などを拭いて長寿を願ったとか。確かに「菊晴れ」の日は、それだけで心身が健やかな気持ちになりますね。

 さて収穫の秋です! でも今年は、大型で強い台風18・19号の影響でどうなるか、秋の実りが心配です。
 当社では先週末から全施設、ひとめぼれの新米になりました。モチモチとした食感、輝くようなつや、食欲をそそる香り、日本人に生まれてよかったと思う瞬間、新米の美味しさは本当に格別です。ですから秋のドライブは紅葉を楽しみながらの和食がおすすめ。今回、同封いたしましたが「紅葉ドライブ4コース」にも、懐石料理をたっぷり盛り込みました。

 言葉の音は同じですが、字で書くと違う「懐石料理」と「会席料理」。どう違うのか調べてみました。「懐石」はお茶が主体で、会席はお酒が主体だそうですよ。 字の通り「懐石」は昔、修行僧が空腹を癒すため懐に温石を入れ暖めて凌いだという故事に由来しており、懐石の基本は簡素な一汁三菜といわれています。でも、今では簡素どころか種類も多く、豪華になっていますね。いただく時に、四季折々の旬の食材だけでなく、器の絵もじっくり見てみると季節が感じられ、楽しいものです。

 日本料理の世界には天、地、火、水、風があり、たとえるならそれは日本庭園ともいわれています。
 味噌仕立ての汁物は大地の「地」の色であり、山にある栗や松茸など秋の実りがあちこちにお目見えします。
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料理はまさに「火」と「水」のコラボですし、柚子などの香りは、やさしい「風」。では、「天」はどこにあるのかというと庭園の中央にある池のイメージと重なる椀盛。椀盛はすまし仕立てであることが多いのですが、庭に池があるのは池の水面が「天」を映し出す鏡の役割になっていて天を地に下ろしているという格好です。素敵ですね。 自然と宇宙を表現しているかのような日本料理は、やはり世界一かもしれません。 今回は「南昌荘:Bコース」と、「グランドホテル:Dコース」は、とくに和風のお料理をご準備いたしました。邸園や景色を楽しみながら、秋の 味覚をお召し上がりください。

 この他「世界のバラを満喫:Aコース」も、紅葉のパノラマの中にバラ園があります。見事に咲き誇るバラを見にいきましょう。
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 また「八幡平サラダファーム:Cコース」のお昼は、当社の八幡平市にある施設でゆっくりしますが、芋の子汁や「お寿司」のおもてなし。どのコースがいいか迷ってしまわずに、できるだけ全部にご参加ください。車イスの方でも、歩行が心配な方でも、全コースにスタッフがつきますので、安心してお申込みください。
 10月は、芸術の秋でもありますが、当社の『香寿の森』を会場に、香葉祭(こうようさい)”も開催されます。ご利用の皆さま、スタッフからもたくさん作品が寄せられて、感謝申し上げます。今のところ、紅葉ドライブのどのコースかで香葉祭”も見学予定です。くわしくはスタッフからお知らせいたします。
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さて九月分の請求書を同封いたします。ご不明な点は、お気軽にお問合せください。これから朝夕冷えてまいりますので、お体にはくれぐれもお気をつけください。
                                                                  
                                  敬具
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2014年09月13日

9月添え状より

拝啓 さわやかな風にコスモスが揺れ、高く澄みきった空には白いうろこ雲がたなびく季節になりました。皆さま、如何お過ごしでしょうか。  暑さも一段落し、朝夕は大分しのぎやすくなってきましたね。

 さて、クイズです。私はもう30年以上前、初めて福島から盛岡に旅行で遊びに来たのが最初です。その盛岡駅に降り立った8月25日という日から今まで、変わらずに私が「惚れ惚れとみとれてしまう」ものがあるのですがそれは何でしょう? 
 その答えは、その後盛岡に住むようになってからも、うれしい時、悲しい時、いつも自分を慰めてくれる『盛岡の大きな空』です。 
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私は福島で生まれ育ち、学校は東京でしたが、盛岡に来て初めてこの土地にしかない空気の透明感というものを味わいました。盛岡は空が他の都市と比べて、とても広い。だから、雲がゆうゆうとしている。ダイナッミックな大空に広がる万華鏡が楽しめる地です。そして光の独特の美しさは、どの土地でも感じたことのないものでした。
 宮沢健治が“光がぼしゃぼしゃ降ってくる”と言っていますが、
これもこの地だからこそできる表現だと思います。
 この光について、立原道造【たちはら みちぞう。東京日本橋生まれ、
大正3年- 昭和14年、昭和初期に活動し24歳で急逝した詩人兼建築家】の
アダジオという詩が、今も歌碑になって、盛岡グランドホテルのそばの 愛宕山に残っています。

     アダジオ   光あれと ねがふとき
            光はここにあった!
            鳥はすべてふたたび私の空にかへり
            花はふたたび野に満ちる
            私はなほこの気層にとどまることを好む
            空は澄み 雲は白く 風は聖らかだ

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 歌碑についても知らない人が多いので書きますが、立原道造は、愛宕山の裾野の山荘に一ヵ月逗留し、愛宕山の後ろに広がる林檎や葡萄の果樹園で実り豊かな秋の美に感動したと「盛岡ノート」に記されています。東京帝国大学工学部建築学科卒業で、1学年下に丹下健三(戦後日本を代表する都市建築家。代表作に新旧東京都庁舎・東京オリンピック国立屋内競技場など)が在籍しています。道造は、帝大在学中に建築の奨励賞である辰野賞を3度も受賞し、建築家になりました。詩作の方面では詩集『ゆふすげびとの歌』、『萱草に寄す』、『曉と夕の詩』と立て続けに出版、発表し、建築と詩作の双方で才能を見せました。亡くなる前、江古田の市立療養所で「リンゴの花の咲く頃までには動けるようになって、盛岡に行きたい」と切望しながら、約束を果たすことなく、また、「五月の風をゼリーにして持って来て下さい」との言葉を友人に残して、二十四歳と八ヵ月の若さで息を引き取ったと、山崎益矢氏の「啄木・道造の風かおる盛岡」に記載されています。
 私は学生時代に萩原朔太郎や中原中也、立原道造などの詩人に傾倒していましたので、盛岡に住んでから立原道造が盛岡に住んでいたことがあると知ってうれしくなり、まして光の詩光あれと ねがふとき 光はここにあった!″は、盛岡独特の風土や自然を端的に表現した素晴らしい言葉だと思いました。

 さて9月の請求書を同封いたします。ご不明な点は総務・ケアマネージャーまでおたずねください。 季節の変わり目、お体には十分お気をつけください。     
            平成26年9月13日  総施設長  神原美智子
posted by 施設長 at 00:00| 日記

2014年07月10日

7月の添え状より

拝啓 ここ加賀野の森がある敷地の隣は、川留稲荷神社ですが、今の季節は夕方になると「カナカナカナカナ」とヒグラシ蝉の突然の鳴き声! 大きな蝉の声に夏本番を実感している毎日ですが、皆さまは如何お過ごしでしょうか。
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 蝉の声は、夏休みや小さい頃の思い出につながり、懐かしい気持ちになる方が多いのではないでしょうか。
 カナカナゼミとも呼ばれるヒグラシは、鳴き声がなんとなく物悲しいせいか 「晩夏のセミ」といわれますが、鳴き声に気がついたのは六月の末でしたよ。 夕方はいくつかのグループに分かれて、自由に鳴いて、朝は夜明けとともに30分ほどベートベンの第九のように大合唱するタイムがあり、こちらは生息域全体のセミが「全員参加」です。でも交響曲第九番のように合っていないのもご愛嬌、結構バラバラです。
 ケヤキやスギなど、太い古木の多い神社から聴こえる蝉の声をはじめ、加賀野の森は街の中心地にありながら岩手山の眺め、中津川の流れ、自然も満喫できる環境にあってとても良い場所にあることに嬉しくなります。
  世界中に蝉の種類は2000種、うち日本には35種だけです。幼虫は地中で木の 根の汁を吸って育ち、数年ののち地上に出て成虫になりますが、セミが土の中 で何年暮らすのか、実際にはよく分からないそうです。大体が1年〜5年といわ れ、セミの幼虫は木の根っこにくっついて「食っちゃ寝、食っちゃ寝の極楽生 活」を送り、早く成虫になるのは栄養の良い樹液をたっぷり吸った幼虫で、栄 養が足りないと成虫になるのが遅くなるそうです。同じ種類のセミでも、期間 に結構ばらつきがあるのは、気温や栄養状態などによってなんですね。
  ところで成虫になった後、何日生きるかについても、よく「2週間」と言われますが、いろいろな人が飼育した記録によると、3週間生きたというのは珍しくなくて、1カ月以上生きた例もあるとのこと。セミのような身近な生き物でも、自然界にはまだまだ分からないことが結構あるんですね。
徳寿の森、福寿の森も、香寿の森も大きな樹がそばにある良い環境にあるの でジイジイと鳴く油蝉や、ミーンミーンと鳴くみんみん蝉、ツクツクボー、ツ クツクボーとなくツクツクボウシなど、これから夏ならではの風物詩・蝉の声 の合唱をお楽しみください。

さて七月は「お買い物ツアー」、第二回目開催がもうすぐです。菜園のパルクアヴニューカワトクに行きますが、お買い物がなくても、最上階の飲食街でランチをしたり、天候次第で帰りに岩山展望台によったりしますので、どなたでもご参加ください。夏はこの他、恒例の福祉用具部担当の『夏まつり』や花火大会などお楽しみ万歳です。
 また、五月の「大お花見会」の時に、市内の有名なアルゼンチンタンゴのお店“アンサンブル”さんに当社のお祭りに来ていただきましたが今度はお店におたずねすることも企画進行中です。国内有数のバンドネオン奏者・森川倶志さんやヴァイオリニスト・花田慶子さんの素晴らしい演奏ライブを、盛岡市大通の素敵なお店で聴くのもユニークなイベントになりそうです。
        アンサンブルの皆様.png
 こんな風に愉しい企画を、足が弱くなったから目が悪くなったから出来ない、ではなく、皆さまとご相談しながらスタッフがサポートいたしますので、いろいろなことにチャレンジしていきましょう。ご協力よろしくお願いします。

 さて七月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。蒸し暑い日が続きますので、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください。                                       
敬 具
 平成26年7月10日   総施設長 神原美智子
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2014年06月13日

6月添え状より

拝啓 6月は梅雨の季節なのに、水無月といいます。今の時期だけ見られる水を張った田圃が広い岩手の空を移しています。雨に濡れて緑が深い樹木、雨がやんだあとにかかる大きな虹など、見回すと、6月は風情のある美しい季節。庭にはあじさい、花菖蒲、バラ、ライラック、クチナシなど、雨を受けていっそう彩りを増す花々が目に入ってきます。でも天候は、花冷えで気温が急激に下がったり、急に蒸し暑かったりと温度差の激しい季節でもありますので、体調管理には十分お気をつけていただきたいと思います。
 さて6月の声を聞くと、今年も半年が過ぎたんだな、と実感しますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 私は先月の添え状にも書きましたが、昨年末より試験続きでした。大学や国家試験(介護福祉士)と大きな試験が続いていましたが、今度は、先日6月8日に「アロマセラピー」(アロマコーディネター)の試験を受けてきました。当社では総務室長・金田一も受けました。その理由は、アロマを全館にとりいれたいと思っているからです。といっても、アロマは資格のあるなしに関わらず、いつでも生活に取り入れて誰でも楽しめるものですが、このアロマについて少しお話いたしますね。
   『アロマテラピー(仏: aromathérapie)は、花や木など植物に由来する芳香成分(精油)を用いて、心身の健康や美容を増進する技術もしくは行為のこと。 また、お香やフレグランス・キャンドルも含め、生活に自然の香りを取り入れてストレスを解消したり、心身をリラックスさせることも含めて呼ぶ場合も多い。アロマセラピー(英: aromatherapy)とも称される。

           ラベンダー.png
     人類は洋の東西を問わず、植物の芳香を祭祀・儀礼・治療・美容に用いてきた。エジプトでミイラ作りに防腐効果のある乳香(フランキンセンス)や没薬(ミルラ)などの植物由来の香料が用いられていたのは有名な例である。芳香植物の利用は世界の各地域で独自に発展し、近代医学が発達する以前の人間の健康を担ってきた。今でもそれらは伝統医学や民間療法として受け継がれている。
    アロマテラピーの主役である精油が心身に働きかける経路は二つある。ひとつは嗅覚刺激、もうひとつは皮膚や粘膜を通して血流に乗り体内に入る経路である。精油の香りによって得られる安心感・快感・緊張感・覚醒感・瞑想感などにともなう情動が、心身のバランスを促すことが期待される。』 (オンライン百科事典「ウィキペディア」から引用)
 お気づきの方もおられるかと思いますが、今まで各施設で、匂い対策や殺菌・インフルエンザ対策の一環として、アロマやお香、オゾン発生装置など取り入れてきました。
         ネロリの花.png精油・ネロリの花

カウンターにアロマポットをおいたり、廊下のコンセントにポットをさしたりしておりました。これからは、手浴・足浴の時などに、「今日はどんな香りがいいですか?」とお尋ねして、香りをご利用の皆様に楽しんでいただきたいと思っています。
          スイートオレンジ.png〔スイートオレンジ〕みずみずしい果実そのままの香りが、万人に愛される精油。リフレッシュ効果と、リラックス効果にすぐれているため、落ち込んだ気分を明るくして快活にしてくれる。

 花や樹木から抽出した香りの成分である「精油」の使い方を勉強して神経の鎮静やストレスの軽減、心身の健康を保たせるために、どんな精油がいいのか、これからさまざまな場面で活用することができたらと考えております。
 6月の請求書を同封いたします。ご不明な点は、総務・ケアマネージャーまでおたずねください。梅雨期ですので、体調をくずされませんようお気をつけください。     
               平成26年6月13日  総施設長  神原美智子
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2014年05月12日

平成26年5月 添え状より

image006 (1).png子供らと手毬つきつつこの里に遊ぶ春日は暮れずともよし  (良寛)
 
 爽やかな初夏を迎え、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか。
この時期の私の日曜の日課は、庭仕事。今はお手入れが楽しい季節ですね。自宅は猫のひたいほどの小さな庭なのですが、薔薇、西洋おだまき、翁草、ディジー、ナデシコ、スイトピー・・・樹や花を数えると70種類くらいはあるでしょうか。
image005.gif
 その庭仕事をしているそばで、近所の子供たちは鬼ごっこ、道路に線を引いてバトミントン、缶けり、次々と遊びを考案して一日中楽しい声が響きます。『子供らと手毬つきつつこの里に遊ぶ春日は暮れずともよし』の心境ですね。穏やかな夕暮れには、春の月が東の空に昇り、太陽が西の空へ沈む。初夏の月は趣があって、やわらかい。人恋しいような甘さがあって、情緒的です。「朧月夜」という歌もありますが、春の月は秋の澄みきった光とも、冬の冴え渡った光とも違う、おぼろな光を投げかけてくれます。あたたかくなるにしたがって太陽とは反対に、月は低く見えるようになるからでしょうか。心なしか、大きく、うるんで見えるような気もします。
    〜 春の月 さはらば雫(しずく) たりぬべし 〜 (小林一茶)
 ところで私の日曜日は、とても活動的です。会社の用事がなければ、今年の春から岩手大学に再入学し、少ない日で1時間、多い日で4時間の授業を受けているので、英語、韓国語、情報、生涯教育、郷土史等々の予習・復習をまとめてやるのは日曜日。かつて大学生の時はどうやってさぼるかばかり考えていたのに、今は新鮮な気持ちで勉強しているから不思議です。
 岩大での授業で先生が、生徒に『神原さんのような社会人と勉強できるのは皆さんにとっても幸せなことですよ。大学での勉強は深く広く、答えは一つではない、と学ぶこと。沢山の方向からものがみれるようになる、という考え方が大事です。この教室に神原さんがいることで、社会人としての考え方まで一緒に学べる。また社長さんとしての意見もきくことができる』と、いってくださった先生もいて、年齢差で目立つ分、とても悪い点はとれません。
 おまけに今年は町内の班長まで回ってきた忙しさ。週一回はダンスなどの習い事もあります。でも、全部、自分の仕事に還元できるので、お蔭様で自分はよいお仕事をさせていただいていると感謝しています。

 さて、今年のお花見会は『葉桜の会』でしたね。昨年は当初、4月25日に大お花見会を予定しましたが、桜が咲かないので、急遽5月2日に変更して大正解。ところが5月2日に設定した今年は、4月中旬から急に暖かくなり、あっという間に野山の雪が消え、4月後半には気温が20度代にもなって、桜の開花が一気にすすみました。そこで、考え方を変えたのです。(このエドヒガンザクラは素晴らしい老木。一年365日のたった1週間、満開にはなるけれど、樹齢400年の中のたった1週間をみるのではなく、長寿であることに目を向けよう。ご長寿が素晴らしいことからすると、隆々と葉が茂る今こそ美しい。巡る季節の中で、今年も緑がキラキラと光を浴びて、若葉が芽吹いたことを祝おう)と思い、今年は変更せずに5月2日に開催いたしました。
 その時の模様は、新聞記事としても掲載されましたので、同封いたします。

 5月の請求書を同封いたします。ご不明な点は、総務、ケアマネージャーまでおたずねください。過ごしやすい季節ではありますが、体調をくずされませんようお気をつけください。     
               平成26年5月12日  総施設長  神原美智子    
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2014年04月15日

平成26年4月添え状より

拝啓  南の方から桜便りも伝わる今日この頃、吹く風も柔らかな季節となりました。皆様、いかがおすごしでしょうか。              桜.jpg
 先日は、消費税が8%へ増税したことによる書類の変更等に、ご協力いただきましてありがとうございました。

 樹齢400年の加賀野の森のエドヒガン桜もつぼみがだんだんと赤く膨らんできて、 桜は順調に開花に向かっているように見えます。 今年も5月2日に盛大に『大お花見会』を開催予定で、江戸千家、岩手不白会・清雪会の皆さまがお茶会を催してくださいます。 今年の合言葉も『今が一番楽しい』。 当社をご利用くださっている皆さまのフォーラムも予定しています。
桜枝.jpg 
  超高齢社会といわれる現代に生じる新しい課題には、新しい発想や対応、活動が必要です。 高齢者も活動する時代、活動する際には、本人が楽しいと思えることが一番です。 社会のニーズに合った活動なら、周りの皆さんにも喜んでもらえますが、どんなことができるかを、これからも皆さんとともに探っていきたい思います。5月2日の『大お花見会』、ぜひご参加ください。
  また今月中には『買い物ツアー』が17日にあります。車イスの方もお気軽にご一緒にいきましょう。

  皆さんは「83歳の女子高生球児」として話題になった上中別府(かみなかべっぷ)チエさんをご存知でしょうか。 チエさんはこの4月1日、4年間の高校生活を終え、卒業式を迎えた方です。15歳のとき、故郷の鹿児島県で終戦を迎えましたが、実家は貧農。畑仕事で家計を支え、満足な勉強もできずに進学を諦めたのですが、4年前に夫と死別し、以後、抜け殻のような日々だったのですが、「これじゃいけない」と、76歳で夜間中学に入学。少女時代にできなかった学びの喜びを知り 「もっと学びたい」と高津高校定時制に進みました。
ボール.jpg
 川崎市立高津高校定時制の軟式野球部に所属し、荒れた野球部を結束させ、孫のように年の離れた部員と親身に接して、試合では伝令役として活躍。まとまったチームを県予選で決勝に進出するまでに進歩させました。「4年前には元気で卒業したいと思っていましたが実現できました。最高の気分です」と卒業証書を受け取り、笑顔を見せたそうです。
卒業式.jpg
  さて四月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。
  うららかな好季節、心穏やかにご自愛専一にお願い申し上げます。                                                      敬 具

                平成26年4月15日    総施設長 神原美智子
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2014年03月14日

ご利用の皆様、ご家族様への手紙より

拝啓 『夜になって風がなく、静かに降り出す雪は特に美しい。真暗なベランダに出て懐中電燈を空に向けて見ると、底なしの
暗い空の奥から、数知れぬ白い粉が後から後からと無限に続いて落ちてくる。それが大体きまった大きさの螺旋形を描きながら
舞ってくる。いつまでも舞い落ちて来る雪を仰いでいると、いつの間にか自分の身体が静かに空へ浮き上がって行くような錯覚が
起きてくるようだ。』
                   中谷宇吉郎(1900−1962)「冬の華 / 雪雑記」より抜粋20140314_084128.jpg

 皆様、如何お過ごしでしょうか。盛岡はもうすぐ春だというのに3月中旬にもなって、真冬に戻ったように吹雪きました。
時ならぬ今年最後の雪の華の舞いに、4号線を車で走りながら、「雪ってワクワクする」。雪の季節の初めに感じるあの感覚が
蘇りました。
 今年は「世界結晶年」です。「世界結晶年」とは、雪や宝石などの「結晶」を巡る過去100年の研究発展を祝う目的で、国連が定めたもので、世界中で幾つかのイベントが開催されます。国内では、石川県加賀市出身で、雪の結晶を人工的に作ることに世界で初めて成功した中谷宇吉郎博士や、物理学者であり俳人でもあった寺田寅彦に注目が集まっています。
 寺田寅彦は、「天災は忘れた頃に来る」という言葉を言い出したことでも知られています。『好きなもの イチゴ珈琲花美人 懐手して宇宙見物』という三十一文字(みそひともじ・短歌)に、氏の本質があらわれているといわれ、芸術と科学を融合させて新しい科学の分野を開拓した卓越した学者でした。氏の『客観のコーヒー 主観の新酒かな』の句は、≪珈琲と新酒を比べているようでいて、実は客観と主観とを論理で説明しないで、寅彦得意の俳諧で特色づけた≫と、解説にはあるのですが、私はここで解説ができません。むずかしくて。
 皆さんは、かみしめてください。主題が人生であれ自然であれ、その語り口からはいつも温い人間味が伝わっているような気がします。

 さて今年の当社もイベント満載です。4月中旬には各施設ごとの某有名デパートに『お買い物ツアー』にでかけます。そして、5月2日は報道関係の方も来てくださって毎年、記事として掲載される当社最大のお祭り、『大お花見会』。今年もこの頃がはたして、加賀野の森の庭に咲く樹齢400年の桜の大木が、満開時期に当たるかどうかハラハラドキドキですね。
 この後は、花火で盛り上がる夏祭り、秋にはサンマの炭火焼き。恒例の全施設合同の『紅葉ドライブ』。ドライブコースは昨年5コース設けましたが、初めて企画したホテルでの会食会も好評でしたので、今年もコースに入れたいと思います。・・・この他、誕生会や単発のイベントなど、今年もたくさんたくさん皆様と楽しみましょう。昨年ご家族も参加したいという声も多々ありましたので、今年の検討事項にいれたいと思います。

   さて3月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。
     春寒の折り、どうぞお身体をおいといください。  敬 具
                                      平成26年3月14日    総施設長  神原美智子
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2014年01月14日

寒中お見舞い申し上げます

寒中お見舞い申し上げます。
 日本列島がすっぽりと寒気に覆われたような寒い日が続いて
いますが、皆様はどんなお正月、また連休をお過ごしになられ
ていたでしょうか。
 本年もスタッフ一同、様々な工夫にチャレンジし、一生懸命に職務に励みます。どうぞよろしくお願いいたします。
介護の森 画像.png
 さて、今年も自然の巡りの中で、今の厳しい寒さを乗り越えれば暖かな春が訪れ、春には大お花見会、夏祭り、秋の紅葉ドライブ・・・と、本年も楽しいイベント満載です。こうした中で今年の弊社のテーマに『笑い』ということを設定いたしました。

 毎日の生活の中で『笑い』とは、健康にも心にも良い効果を与えるといわれています。
 心から楽しく笑うという動作が、自分にも、周りの相手にも、心を和ませ、とても元気を与えてくれます。自分でも思いっきりお腹の底から笑ったときって、気持ちがすっきりしますよね。  温かい心からの笑顔は、人間関係の潤滑油です。相手をほっとさせ、気持ちをリラックスさせますし、自分自身の気持ちも落ち着きます。
 『笑い』には心のみならず「脳の活性化」「免疫力の強化」「運動能力の向上」という効果があります。『笑い』による難病克服の事例(ノーマン・カズンズ氏の事例)もあり、自治体によっては「笑いのススメ〈意外と知らない笑いの効用〉」といった副読本を発行しているところもあるほどです。『笑い』はガンに対する抵抗力を高め、免疫機能を正常化させるということ、免疫機能を薬で活性化させるには一定の時間がかかるのに対し、笑いには、短時間で免疫系を正常化させる生理学的効果(即効性)があるということが実験結果としても出されています。image003.png
『笑う』ことで自然に腹式呼吸ができ、腹式呼吸で酸素が脳にゆき渡り、自然に、また意識して大きな声で笑うと、それが「脳の活性化」につながる。関節リウマチ患者の落語鑑賞による症状改善や、血糖値の上昇抑制、ストレス低下などなど、『笑う』ことは、本当に良いことずくめなのです。 
『笑う門には福来る』ということわざもある通り、笑うこと、喜んでいただくことを今年一年、会社のテーマにして取り組みます。このことは職員にとっては、ご利用者様に『笑い』をいただくためにはコミニュケーションとケアの余裕がなければできないことで、大きくは問題解決能力をもった職員の力量″を磨くということにつながります。
 今年は『笑い』を生活に意識的に取り入れて、心身ともに健康になりましょう。

image001.png 今年4月の消費税引上げに伴う契約書等のいくつかの変更などに対応しなければいけませんが、この件は改めましてお一人づつ文書をお送りしますので、宜しくお願いいたします。
 寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。    敬 具
                            
       平成26年1月10日  総施設長  神原美智子
posted by 施設長 at 22:12| 日記

2013年11月08日

利用者様へお手紙

拝啓  ひと雨毎に季節が冬に向かっていく今日この頃、木枯らし1号が吹き急に寒くなってきましたね。 皆様、お元気でいらっしゃいますか。お風邪などひいておられませんか。
10月から11月にかけて秋の大イベントとして、「紅葉と豊潤の秋を楽しむ紅葉ドライブ」全5コースを組みましたが、たくさんのご参加ありがとうございました。
なかでも大人気は70名が参加した、あまり遠くまでいけない方に向けての「盛岡グランドホテルでの会食会」。 秋の味覚いっぱいのお食事と、三味線・民謡の演奏会など、優雅な一時をごいっしょに楽しんでいただくことができました。 
 また今回、一番遠くて八戸まで足を伸ばしましたが、高速道路から見た、赤や黄色に染められた山々の美しさ。 また御所湖コースの加賀野組や、香寿の森の全員が参加してくださった「南昌山コース」の紅葉スポット。 光が紅葉の山肌にキラキラと反射して、まるでおとぎの国のようでしたね。 今回、どのコースにも参加できなかった方にも来年はお楽しみいただけるよう、いろいろ企画していきたいと思います。

 話はかわりますが、先日お買い物をしたレシートが 777円。 同じ数字が並んでいた
のを見て、なんだか嬉しくなりました。この連続して同じ数字が並んだゾロ目の番号に
ついて調べてみると、ゾロ目はエンジェルナンバーと呼ばれ、”天使からのメッセージ″と
いわれているそうですよ。 それぞれちょっとした意味があるようなのでご紹介します。
「111」・・・・新しいスタートを切るいいタイミング。新たな扉が開かれています。心からの望みに集中すると、驚くほど早く現実化しそう。
「222」・・・願いは叶いつつあります。恐れや心配は手放してしまいましょう。新しい機会や出会いが訪れ、最善のものを引き寄せることができるでしょう。
   「333」・・・人生の聖なる使命にあなたが活躍できるように偉大なる存在があなたを強くサポートし、愛を送ってくれています。
   「444」・・・数え切れないほどの天使達があなたに愛と優しさ、光を送ってくれています。あなたの願いを頼んでみましょう。叶えてくれそうですよ。
「555」・・・あなたの人生を変容するような大きな変化が起こっています。 素晴らしい方向へと導かれていますので自分にそぐわないものは、手放して。
   「666」・・・金銭を含む物質面の恐れを手放すべき時。 人を通してもたらされる助け、目には見えない天界からの助けの両方を受取って感謝しましょう。
   「777」・・・天があなたを祝福しています。実りある結果を手にしています。 あなたの幸せが他者を幸せにしていきます。
   「888」・・・豊かさの流れがあなたに降り注いでいます。経済的な豊かさの波はこれからも続きます。 豊かさを楽しみ、他者と分かち合っていきましょう。
   「999」・・・あなたは大切な人生の使命とつながりました。地球を癒すためにやっきたパワフルな使命をもった存在です。
 というように、ゾロ目には見ただけで嬉しくなるメッセージが沢山こめられています。あなたが幸せになったときは、誰かに話をすると幸せの波が連鎖して、きっとみんながハッピーになれるそうですよ。来月は聖なるクリスマス、また皆様で楽しみたいと思います。
寒さに向かう季節です、お体に気をつけてお過ごしください。       敬 具
                            
               平成25年11月9日    総施設長 神原美智子
posted by 施設長 at 18:09| 日記

2013年10月11日

澄みわたる青空

拝啓 澄みわたる青空、いちょう並木のイエロー、夕日に輝くすすきの銀色。街路樹の葉も日ごとに赤や黄色に彩りをましていますが、皆様もお変わりなくお過ごしでしょうか。
 山々が次々と艶やかな彩りを映画のスクリーンのように見せてくれる秋は、1年中で一番カラフルな季節ですね。今年の加賀野の森・香寿の森・福寿の森・徳寿の森では紅葉ドライブを「秋の味覚」と組みあわせて企画いたしました。10月22日から11月1日まで4回行います。体調と相談しながら全てに参加されることもできます。スタッフも同行しますので、安心してお申し込みください。

A: おいしい安代コース (紅葉と新ソバを楽しむ会)
 盛岡から車で高速を使って普通にいけば1時間ほど。山々に抱かれた高速道路を北上して、安代地区にある廃校になった旧五日市小学校を訪れます。木造校舎はレトロ感たっぷりですが、内部はバリアフリー化してあり、車イスにも配慮した造りになっています。昼食は近くの「北の蕎麦屋」で新蕎麦をいただき、その後「麹屋もとみや」(味噌専門店)や「ふうせつ花」(豆腐専門店)で、とても美味しいソフトクリームをいただくコースです。アイスやお土産のために、少しお小遣いをもっていかれることをおすすめします。

B: 盛岡グランドホテル迎賓コース (盛岡市内の眺望と懐石料理を楽しむ会)
 愛宕山にある盛岡グランドホテルで、リッチなひとときをご一緒に過ごしませんか。今回の目玉企画です。お食事会場から盛岡の大パノラマが手に取るように広がり、眺めを楽しみながら、旬の食材をたくみに活かした和食の本格メニューを味わっていただきます。食後は津軽三味線のショーもあります。
 あまり車に長く乗るのは大変、という方にも配慮したプランですが、
ご心配な方はご相談ください。

C: 御所湖・盛岡手づくり村コース (紅葉と自然食バイキングを楽しむ会)
 予定では、南昌山の方から繋・御所湖に向かうプランです。金色の稲穂がたわわに実る田畑や、山々を染める蔦や楓の紅の色など、目にうれしい山の粧いを楽しみながら走ります。昼食は「旬菜食健ひな野」。こちらは野菜たっぷり、体に優しい素材を調理したメニューが50種類以上揃う自然食のバイキングです。スタッフがついていますので、心ゆくまでお楽しみ下さい。
 また、御所湖畔の手つくり村の工房で、思いつくままに自由な感覚で自分だけのオリジナルの絵や文字を、お皿や湯のみに描いてみませんか。オリジナル作品の出来上がりは約1カ月後、お楽しみにお待ちください。

D: 八食センター満喫コース (紅葉と海の幸を楽しむ会)
 東北自動車道で、“青森県八戸市のでっかい市場”八食センターをめざします。鮮魚・魚介類・珍味・殻付きウニ・ホタテ・肉・青森の地酒など揃っていますので、何度か訪れた人もいるのではないでしょうか。今の季節は大間のマグロや、ピカピカのイクラ、カキ。買ったものを焼いて食べるコーナーもありますし、館内に食事処も多いので、グループにわかれて昼食は実費で各自お好きなものを食べて頂く趣向です。

 どのコースもスタッフも一緒に昼食を食べますので、いろいろなお話で盛り上がりながら会を楽しんでいただきたいと思います。また、八食センターコースは施設に戻ってくるのが4時から5時になる可能性あるため、入居の方が主体です。同封のちらしをよくご覧いただき、ご一緒に今年の紅葉をより楽しく、より堪能していただけたらと願っていますので、よろしくご協力下さいますようお願いいたします。

日毎、寒くなっていますので、お風邪などひきませんよう。ゆったりとした体と心で、お元気にお過ごしください。             敬 具

                        平成25年10月10日    総施設長 神原美智子
posted by 施設長 at 08:19| 日記

2013年09月14日

利用者様へのお手紙

拝啓 空の色、雲の流れ、風の音に秋を感じるころとなりました、みな様いかがお過ごしでしょうか。
 今年の仲秋の名月は9月19日の木曜日とか。なぜか秋の月はとりわけ魅惑的、虫の音を聞きながら愛でるお月見は風情がありますね。 幼い頃、夜道を歩いていると大きな月が見えて、それが自分について追いかけてくるような錯角を覚えたことがありませんか。今風に言うと(?)、月のストーカー。それでも、雲か何かに隠れて見えなくなると「あれ、どこいっちゃったのかなぁ?」なんて探してみたり、見えてくると安心したりしたものです。

 秋は行事が目白押しです。そのトップをきって今週の金曜日13日は、加賀野の森で「盛岡八幡宮例大祭の山車・紺屋町よ組」が音頭上げに来てくれます。「よ組」は、紺屋町を本拠とする藩政期以来の火消し、消防第5分団として知られていますが、「よ組」としたのは不来方城主が参勤交代で江戸を訪れた際に、江戸神田の「よ組」と親交を結んだことからといわれています。今年の演題は『歌舞伎十八番の内矢の根』。
 この日は徳寿の森・福寿の森・香寿の森と森グループ全部に声をかけましたので、加賀野の森に集結してお祭りの山車巡行をたっぷりお楽しみいただきたいと思います。同時に館内では昨年度の例大祭の盛岡市内11団体の番付表も展示しますがこれが圧巻!! ぜひご覧ください。

 さて、お祭りが過ぎますと、次の週は敬老週間。「機能訓練センター」「ケアセンター福寿の森」「徳寿の森デイサービスセンター」を中心に、16日から素敵なイベントをどこも企画しています。たとえば和太鼓グループや大宮中学校ブラスバンド部、ハワイアンダンスの会などの来館や、お寿司を食べに行く、産直へお買い物ツアーなど、それぞれのデイサービスで趣向を凝らしたスケジュール満載。どれも面白そうです。

 また秋は食欲の秋! 先日、全施設「食の調査」アンケートをお住まいの皆様を対象に実行しましたが、その中で“秋にはサンマを炭火で焼いたのが食べたい”というのがありました。 そこで考えまして、今月、来月に各施設1回ですが、『秋刀魚(サンマ)大会』と名付けて庭で炭をおこし、サンマを焼きます。
 
 今のところサンマ大会が決まっているのは、加賀野の森が18日の誕生会に行う予定です。あとは各施設決まり次第お知らせいたします。
 実は、このサンマを集めるのが大変でした。盛岡市内では、1本250円から500円といわれあまりにまだ高くて、結局北海道の卸組合に直接連絡し、そこも天候の関係でサンマの水揚げ日が確定しないという状況でしたが、何とか手に入れることができました。(まだ届いていませんが・・・。) 秋刀魚といえば有名な佐藤春夫の『秋刀魚の歌』がありますね。 一部だけ抜粋します。 ・・・
              
              あはれ  秋風よ  情〔こころ〕あらば伝へてよ
              男ありて  今日の夕餉〔ゆふげ〕に ひとり
              さんまを食〔くら〕ひて  思ひにふける と。
              さんま、さんま  さんま苦いか塩つぱいか。・・・
       
 10月には野山の彩りに合わせて、紅葉ドライブもスタートします。今年は紅葉スポットにプラスして、新ソバを食べるコースや懐石ツアーなど、食を組み合わせる案がでています。昨年、お寿司コースが好評でしたので。みな様のご希望もぜひおしらせください。

 朝夕はめっきり涼しくなりましたのでご健康に充分留意され、爽やかな秋を満喫されますことをお祈り申し上げます。敬 具
                  

                           平成25年9月12日    総施設長 神原美智子
posted by 施設長 at 10:27| 日記

2013年08月12日

平成25年8月 添え状より

拝啓 暑さが尋常ではない今年の夏、各施設では早い段階から水分補給に取り組んで脱水症にならないようにしましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
  『湧く雲の白さを盛りしかき氷』
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 暑いので、加賀野の森では、火・木・土曜日開催の売店喫茶のかき氷300円の売れ行きが良いようです。現在は、かき氷やアイスクリームを売店で扱っているのは加賀野の森だけですが、福寿の森は8月19日、徳寿は21日の「夏の福祉用具まつり」で、かき氷を格安の50円で出しますので、楽しみにお待ちください。
 また各施設での売店販売品については、売店閉鎖時でもスタッフにお声をかけていただければ、お部屋にお届けいたします。時により少々お待たせするかもしれませんが、ご了承ください。

 こう暑いと、家の中にいることが多くなりますね。今回は家の中の「お片づけ」の話をします。かつて私は人に子年ですかと言われるほど、ねずみのようにものを集めて結構捨てられないタイプでした。こんな方は多いのではないでしょうか。でも今は考え方を変えて、できるだけ身辺整理?の毎日です。
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 というのも、“断捨離”ダンシャリ・だんしゃり ・・・ 口にだして音にしてみるとなかなかインパクトのある力強い響きですが、断捨離とは一言で言うと、モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術。 別の言い方をすると「家のガラクタを片づけることで、心のガラクタを整理して人生をご機嫌へと入れ替える方法、ということで、今は心がけて断捨離につとめています。
 そのためにとる行動とは
           「断」 = 入ってくる要らないものを断つ  
           「捨」= 家にはびこるガラクタを捨てる  
           「離」= ものへの執着から離れ、ゆとりある“自在”の空間にいく
  断捨離とは単なる掃除・片づけとは異なって、「もったいない」「使えるか、
使えないか」ではなく、「このモノは自分にふさわしいか」という問いかけ
つまり主役はモノではなく自分。そして時間軸は常に「今」。
  「このモノは使える」→「取っておく」ではなく「私が使う」→「必要」という考え方をします。自分に不必要なものを手放すとココロまでがす〜っと軽くなります。モノを手放していくだけなのですが、不思議と“行動変容”をもたらし、知らず知らずに封じ込めていた内存する力を蓋を取り除いて外に出し、すっきりと前が見えてきます。人の生命が赤々と燃えるように導火線に火を点ける。環境が良くなると、考え方が整理されて仕事の能率UPの効果も得られます。
 断捨離している人をダンシャリアンと言うそうですよ。夏はとくにスッキリとしたいものです。これから、皆様も1日だけでもダンシャリアンになりませんか?
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 さて八月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお問い合わせください。また10月からサービスのさらなる強化のための幾つかのお知らせ事柄がありますが、それは近々またお手紙等をお送りする予定です。
 立秋を過ぎたとはいえ、まだまだ暑い毎日ですので、ご自愛専一にお願い申し上げます。                                                敬 具
                      
                         平成25年8月12日    総施設長 神原美智子
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2013年06月10日

平成25年6月 添え状より

拝啓 暑さが日ごとに増してまいりましたが、いかがお過ごしですか。  6月というと第三日曜日は、父の日、お父さんに感謝する日ですね。いつもありがとう.png
 「父」という字は、斧(おの)の頭部の形と又(叉)を組み合わせた形で木を切る斧というより、祭礼の器である指揮者の象徴とか。叉は手にもつ形なので、儀式の中心で指揮をとる人こそが父であるということのようです。
 父の読みは「ちち」と、「ち」が二つ重なっています。「ち」というのは血であり、不思議な霊力をもった力のことを指す言葉。とくに体内をかけめぐる血は、不思議な力の最たるもの。この「ち」が「からだ」にあるということで「ちから」、つまり「力」という言葉もできたそうです。血「ち」はまさしく生きるパワー。赤ちゃんが最初に口にするのもお乳の「ちち」です。
また、大蛇のことを「おろち」といいますが、この「ち」も蛇に宿る不思議な力を意味しています。雷のことも「いかづち」というように「父」は恐ろしく力のある存在ということ。最近は恐ろしいお父さんはおられないかもしれませんが、私たちはお父さんからしっかりと生きる力「ち」をいただいています。
 すでにお父さんが天国におられる方は胸の中で、お元気でおられる方は言葉で、「父の日」には、感謝の気持ちを贈りたいものです。

  話は変わりますが、みなさんは「アルパージュ」という言葉を知っていますか?「アルプスに語感が似ているから山でなんかするの?」と気付いた人は、なかなか鋭いですね〜。アルパージュとは「アルプスの放牧地」のこと。ここからは牛や羊の「ちち」でつくられる『チーズ』のお話をします。
 フランス、雲上の大自然アルプスの夏は遅く、雪解けは6月からです。 ふもとで暮らす酪農家たちは毎年6月15日、雪が多ければ6月下旬に牛たちをアルプスの山へと連れ出します。人と家畜たちは山道をゆっくりゆっくり登って標高1500mくらいの中腹にある放牧地まで行き、道中、花やハーブまじりの青草を食べまくります。 
 そして酪農家たちは、搾りたてのフレッシュなミルクから、チーズを作ります。青々とした若草やお花、ハーブをたっぷりと食べた牛のミルクはほんのりクリーム色で旨みもたっぷり。このミルクで作るチーズは当然のことながらおいしく、「アルパージュもの」として、通常のチーズより高めの値段が付けられる特級品です。
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 夏の放牧場は、まさに「アルプスの少女ハイジ」の世界。「カラーン。カラーン」と牛が首につけているカウベルが壮大なアルプスの山々にこだまして、のどかな光景が広がる。この自然が産みだしたアルパージュもののチーズに出会うチャンスがあれば、ぜひ食べてみてください。すばらしい大自然の光景に思いをはせながら…。
 と、チーズの話をしたのは、私は先日、チーズコーディネーターの資格をとったので、これからは豊富でさまざまな栄養が含まれる美味しいチーズをみな様に提案したいと思っています。楽しみにしていてくださいね。

 さて六月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお気軽にお問い合わせください。本格的な夏をひかえ、いっそうご自愛ください。       敬 具           
 平成25年6月10日    総施設長 神原美智子
posted by 施設長 at 00:00| 日記

2013年05月13日

添え状より

拝啓 桜吹雪舞い散る季節、もうすべて葉桜です、という所もおありのことでしょう。みなさま、今年の桜を楽しまれましたか、如何おすごしでしょうか。
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「枯木に花を咲かせましょう〜」と、日本昔話の花咲かじいさんでも言っているように、桜は枝に花が咲いてから、次に葉が出てきますね。枯木のように見えるところから見事に花ひらく、というのが桜です。何にもないところに花が咲くからこそ日本人は、この桜を愛でるお花見に魅かれるような気がいたします。
 今年も加賀野の森では、樹齢400年の桜のもと、5月2日に盛大に『大お花見会』を開催することができました。テレビ局3社、新聞2社も取材にきてくださいました。その時の催しについては、写真を添えながら次月でお知らせいたします。
 ところで加賀野の森の桜は樹齢400年、ほんとうに気が遠くなる数字です。ビジネスでは、ある事業主の会合で、100社に100年後に集まる約束をしたところ、100年後も継続していたのはなんと1社だけだった、とうお話を聞いたことがあります。
 伝統的に続く商家のひとつに薬屋がありますね。たとえば谷崎潤一郎の春琴抄は「七代続いた鵙屋の・・・」という切りだしで始まりますが、実際は七代も続くというのは稀有なことです。お香屋さんで創業350年という方がいますが、現在は16代目が経営に当たっています。

 お香は、江戸時代初期、江戸幕府を開いた徳川家康が香木の収集家として知られていますが、芸道としての香道が確立したのは、室町時代の東山文化の頃です。茶道や華道が大成するのとほぼ同時期に香道の作法も整い、現在の形に近いものになりました。東山文化(ひがしやまぶんか)とは、室町時代中期の文化をさし、八代将軍足利義政(1436年-1490年)が築いた京都の東山山荘を中心に、武家、公家、禅僧らの文化が融合して生まれました。茶道や華道、香道はこの時代に華やかなスタートをきり、江戸時代になって宮中人から武家、一般庶民にまで広がったそうです。

 ということは加賀野の森の桜はいつの時代から、ここにそびえ、その間、日本の何を見てきたでしょうか。
 そう考えると、今年も江戸千家の有志のみなさまに美味しいお茶を点てて頂いたのも夢のような歴史を感じます。また、各館(○○の森)で毎朝お香をたくのも意義のあることに感じます。

 そして一番は、今年のフェステバルの最後に挨拶させていただきましたが、『加賀野の森の桜は5月2日、みごとに満開です。でも一番の主役は誰だったでしょうか? それはここにお集まりのみな様、本日参加下さったみな様、また参加できなかったけれど徳寿の森、福寿の森、香寿の森、加賀野の森に関わってくださっているみな様がたのお一人おひとりが主役です。そのためにわたしたち職員一同は、みな様がたの“しあわせづくり”のお手伝いをさせていただいています』、ということをお話しいたしました。
 これはいつも言っていることですが、すべての原点は、フェステバルに参加のみな様、また当日は来れなかったけれど、森に関わってくださる全てのみな様が主役です。この考えの中で、スタッフ一同、絶え間ない未来への思いが湧きあがり、自分がしなければいけないことも見えてきます。『大お花見会』の意義は、樹齢400年の桜をシンボルとして、これからもみな様のお傍にいますので宜しくお願いいたしますという想いです。
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 さて五月の請求書を同封いたします。ご不明な点は各ケアマネージャーや総務までお気軽にお問い合わせください。木の芽どきの体調の崩しやすい季節です。お体をくれぐれもご自愛ください。          敬 具         
                          平成25年5月13日    総施設長 神原美智子
posted by 施設長 at 00:00| 日記